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2009年 08月 19日

  HINANOの旅 嫁入りクルーズを終えて ①『岡元船長』

最終便で長崎空港から帰京した翌早朝、カーテン越しに入ってくる五時前の鈍い光の中で、オイラのカラダはまだ『HINANO』の船上に居た。
肩からさげた重いバッグに閉口しながら、駅から自宅までの僅か五分の間に二度も左肩から右肩へとバッグをさげ直した記憶があるから、もう自宅に戻っているんだと思いつつ、揺れるカラダは「まだオーニングかぶしたコックピットで目覚めた」気分でいる。
「揺れには強いんだ」と自負しているけど、立ち上がるとグラッとしたりして、まだ七日からの船上生活の方に、カラダは同化したままである。
鉄は熱いうちに打てだから、岡酔いしてるうちに思い出綴らないと・・・・・。
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ラット(舵)を握るのは長崎県大村湾の奥、東彼杵(そのき)・八幡港でこれから『HINANO』と行動を共にする新オーナー、本船のキャプテンだから"船長"の名が定着した岡元スキッパー。
回航を手伝った我々HINANOグループの面々は、日を追う毎に"船長"に魅了されて行きました。
去年の十一月に急逝した前オーナー久我耕一と実に似ています。
釣りの同好会『新宿漁業協同組合』の組長ですから、ケンケンで釣り上げた魚を捌くなんてこと、本来ならオイラの仕事なんだけど、糸巻き上げてる間に出刃用意してスタンのステップに降りて、サッサと三枚に下ろしちまうんだ。
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メーンセールのリーチをピシリと張る細紐(何と言う名称なのでしょう?)が緩み、セールの端(リーチ)がバタ付き始めたのを見るやいなや「一寸ラット代わって呉れるかい」と断わって、ブームの上によじ登って締め直した。
天気晴朗にして波優しの海面とは言え、前後左右に揺れる最中にだ。
スクリューにゴミ巻き込んだと見て、水中眼鏡片手に真っ先に海に飛び込んだのも船長
「こんなこと、オーナースキッパーのやる仕事じゃないな~」と思いつつ、何でもひとりでやっちゃった久我耕一を思い出してしまっていた。
本船の船長だから、海のことも熟知している。
黒潮に逆らいつつの西国への旅で、常に黒潮反転流を読み、狂いなくレグをこなして十二日を刻んで行けたことにも舌巻いた。
爪先真っ黒にしてインペラを交換し、不調起こしたエンジンも短時間で直しちまった。
本船だけでなく、ハウステンボスに三十五フィート艇『APHRODITEⅡ』を持っているのも強み。
Hinanoセーリング・グループのボースン峰島も「いいオーナーに貰われた」と、心底からつくづく。
「是非乗りに来い」と言って呉れる船長の誘いには、「万障繰り合わせて行かざあなるめ~」と考えている。
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by molamola-manbow | 2009-08-19 13:24 | ヨット


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