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2009年 09月 04日

HINANOの旅 嫁入りクルーズはまだ続く⑪ 『瀬戸を往き橋を潜る』

d0007653_11164898.jpgHINANO』お輿入れの旅、海峡を渡り、瀬戸を往き、その都度橋を仰ぎ見る日々でした。
旅立ち前日に何気なく潜った城ヶ島大橋がその最初の橋。
佐世保湾から目的地大村湾に入る針尾の瀬にも、新旧ふたつの西海橋が架かっていた。

岡元船長に十円玉を渡されて投げた先には、頂上に小さな灯台の鎮座するとっても可愛い鳥居持つ弁天島。
カクカクカクと折れ曲がるナチスの鉤十字を、ふたつ繋いだように鋭角に曲がる瀬は、弁天島越えてからが本番で、その距離およそ三キロ。
大村湾への出入り口は、幅二百メートル弱のここだけしかない。


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針尾の瀬を潮が流はじめると、最大7.5ノットまであがるというから、潮のスピードは関門海峡・早鞆の瀬と変わることがない。
岸の岩礁洗い清めながら濁流と化す潮は、どのような急ぎの用事ができてもヨットでは湾内に入り込めなくなるから、ここらのヨットには潮時表が必須の持ち物となる。
岡元船長、一度チャレンジして退却を余儀なくされた経験をお持ちのようでした。
太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃、コイツの日時を戦艦『長門』から打電してきた「ニイタカヤマノボレニ〇八」の暗号分を受信した電波塔が保存されていたりするのです。

d0007653_12182122.jpg葉山ヨットクラブの村松会長は『HINANO』の仲人のおひとり。
紀伊水道から瀬戸内に入る道、manbowは淡路島はさんだ北・明石海峡と渦潮で名高い南・鳴門海峡しか無いと思っていました。
淡路島の南にもうひとつ、領土・徳島の大毛島があって、それはそれはか細い水路『小鳴門海峡』が通っていて、小型船を瀬戸内へと導びけるなんて。
ヨットで日本一周の村松会長ならではの道案内。
「滅多に船が入ってこない道ゆこ」。
岩礁に牙剥く白波見て仕舞っては、入り込む気力の失せる入口も、航路に従えば本船だっての水深で、河の様に見える結構奥に小型造船所があったりもします。
このため最初は期待外れ感じる光景、橋ふたつ潜る辺りから様相一変し、源平時代にまで歴史を溯れそうなこんなの(↓↓)が出てきたりします。
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                          こちらはまだ逆潮2ノット、ギリギリ抜けられた関門海峡・早鞆(はやとも)の瀬(↓↓)
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                                        五島列島のマゼラン・若松海峡(↓↓)
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by molamola-manbow | 2009-09-04 00:38 | ヨット | Trackback | Comments(2)
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Commented by rirurechan at 2009-09-04 07:28
はじめまして、博多湾でセーリングをしている者です。
ハウステンボスカップでお見かけしたHINANO艇をネットで検索し、このブログに辿りつき、勝手にご紹介させていただきました。
写真・文章ともに素晴らしいブログですね。愛読させていただきます。
Commented by molamola-manbow at 2009-09-04 09:18
rirureさん、hinanoの写真、ありがとうございます。
乱舞してます。
11トンのグラマー、外洋仕様の船ですから微風、弱風にはからっきし。
大村湾・八幡漁港がホームポートになりますから、是非ご贔屓に。
一度お乗りになって下さい。


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