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2009年 09月 02日

HINANOの旅 嫁入りクルーズはまだ続く⑨ 『置いてけ堀』

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宇久島の岸壁、モヤイを解いた『HINANO』が静々と岸壁を離れで行きます。
通世(左)と下関からのクルー森パールさん、ニコヤカですね~。
着岸位置移動のために動かしただけですけど、きっと思い出しているのでしょう。
奄美の島々をクルーズしていた時の出来事だったと聞いている。
準備万端整えて、「モヤイ、レッコ~」な~んて声張り上げたりして、次の島へと舳先は向いてヨットは往く
そんな時でした。
クルーの一人から大慌ての声が挙がったのです。
腕大きく伸ばして「アレ~ッ」とユビ指す彼方には、真水のバケツ両手にぶら下げて、岸壁の先っぽにたたずむ茫然自失のオトコひとり。
HINANO』にはクルーひとりを置いてけ堀にした前科があるんです。
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五島列島最北の島『宇久』、細い路地をすり抜けた瓦屋根の奥に、可愛い商店街が通っている。
瀬戸内に足を踏み入れて以来、魅せられ続けてきたのは、照葉樹林の奥深い緑と瓦屋根の美しさでした。
赤や青のトタンとか、今風のスレート敷きとか、そんな屋根は皆無に等しいほど少なくて、常緑広葉の丸味をおびた低木の木々が密集し、その中で黒く鈍い光を放っています。
家一軒持つことを生涯の大事業に掲げる傾向、西日本の農村や島々には強くあって、大きくはないけどそれぞれが重厚に立ち並び、「ニッポンの原風景ここにあり的風景」が続く。
何回つぶやいたでしょう。
イイナ~、瓦屋根って
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by molamola-manbow | 2009-09-02 00:05 | ヨット | Trackback | Comments(3)
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Commented by つーせ at 2009-09-02 09:43 x
うふふふ、ふ
「置いてきぼりか!と思ったよ~・・・」一瞬あせった森さんでした。九州の某港でK翁置いてきぼり事件は語り継がれているHINANO逸話のひとつです。
瀬戸内からの島クルーズ、日本の原風景・黒瓦の家々はおだやかな海面と共に何とも言えないたたずまいでした。
manbowさんがHINANOの嫁入りクルーズを載せて下さっているお陰で何度でも空気感を楽しむことができます。ありがとうさんです。<(_ _)>
Commented by antsuan at 2009-09-04 16:35
大分の佐伯湾に停泊していたとき、自衛艦の双眼鏡で民家の家の中をのぞいたことを思い出しました。
夏はみんな明けっぱなしでしたから。
あーぁ、また船で行ってみたい。
Commented by molamola-manbow at 2009-09-05 14:09
antsuanさん、昔のように「この家、カギなんかとは無縁の生活送ってそうだな~」な~んて思うたたずまいばかり。
庭から回って、濡れ縁から手を伸ばして障子ガラガラッ、「オ~イ、居るか~い」



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