Hey! Manbow

heymanbow.exblog.jp
ブログトップ
2009年 11月 24日

ニッポンの釣魚大全

安倍清明の『陰陽師』シリーズで夢枕獏さんが時の人となったのは六、七年も前でしょうか。
その夢枕さんの講演会(来月五日、天王洲のJALビル)があると言うので聴きに行くことにした。
大層な釣り好き。
ホームグラウンド並によく出掛けるのはニュージーランドだけど、中国の奥地、アマゾンなど、どこにでもヒョイヒョイと出掛けてサカナと会話しておいでなので、「面白い釣りの話が聴けるかも知れない」と思っている次第なのです。
d0007653_9312689.jpg演題が漠然とした『旅と物語』ですから、釣りとは関係のない内容になるかも知れないのだけど。
で、折角聴きに行くのに作品を一冊も読んでいないのは申し訳ないと思って、評判とった『陰陽師』シリーズから取り掛かった。
「アハハ、マンガチックだ」と、コイツは最初の一冊だけで終わったけれど、某雑誌の対談の中で面白い本のあることを知った。
アイザック・ウォルトン(英国)の『釣魚大全』以上だと、夢枕さんが絶賛しておいでなのは、江戸時代の武士・津軽采女(つがるうねめ)の書いた日本最古の釣本『何羨録(かせんろく』(一七二三年著わす)。
鉄が貴重だった時代だというのに、魚毎の釣針が盛んに工夫されていたこと。
釣れる根や磯場にはすでに名前が付けられ、釣り方も根毎に変えていたらしいこと。
著者の人物も面白くて、浅野匠内匠頭、吉良上野介、双方と親交がある人だったなど、探し出して読まねばならない本を知ることになった。

庄内の武士階級の工夫で発展した長い竹を用いる・庄内の延べ竿。
薩摩烏賊餌木考』(内田老鶴圃新社、昭和五十三年発行)で知った薩摩の武士が発展させた餌木。
そして関東では采女さん・・・・・。
世は町人の時代に変わっても、二本差の皆さん、遊んでたのですね~。
[PR]

by molamola-manbow | 2009-11-24 09:33 | 潜り・磯釣り・海 | Trackback | Comments(1)
トラックバックURL : http://heymanbow.exblog.jp/tb/10488078
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2009-11-24 21:53
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


<< 秋 深 し      牡 蠣 燻 >>