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2009年 12月 04日

命をつなぐU字溝

命をつなぐU字溝_d0007653_8423147.jpg道路の両端に切られていたり、片側だけだったり。
蓋があったり、なかったり。
水が流れていたり、普段は空だったり。
これら都市の側溝の果たす役割はただひとつ、他に取り得はないものだと考えておりました。
東京農大・バイオセラピー科の調査によると、雨水のはけ口とは別に、重要な役目を果たし始めたことが判ってきた。
『命をつなぐU字溝』。
都会生活をしていると、見掛けることなど皆無に等しいキツネにタヌキに、アナグマ、イタチ・・・・・。
彼ら小動物たちは巣穴から餌場へ、餌場から巣穴へと、道路によって分断された森や林をU字溝を伝たって移動していると言うのです。
スタンプ法なる調査法で足跡調べると、前記小動物の他にハクビシン、野ウサギ、そして赤手蟹。
足の裏が一晩でペッタンペッタンと、利用時間を上手く調整して使っているのが分かるそうです。
命をつなぐU字溝_d0007653_8442664.jpg
U字溝の住人はドブネズミぐらい。
そんな考え、捨てなくてはなりません。
高速道路の下に穿つ穴の効果、話を聴いた時は「何ほどの効果もなかろう」と見ていましたが、側溝調査の結果聴いて必要不可欠の穴、もっと作るべきだと考え改めた。
シカ、イノシシ、ツキノ輪ワグマなどの大型動物には穴が小さすぎるけど、小動物には命の綱のU字溝です。

そうそう、海の上(大村湾)に浮かぶ長崎空港にもタヌキが住んでいるんだと。
そんな新聞記事を読んだことがある。
橋に側溝あったかなあ?、泳ぎ渡ったのかなあ?

by molamola-manbow | 2009-12-04 08:52 | 犬・猫・蛙に動植物


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