2009年 12月 25日
「ンン、オルゴール?」 ナ~ンて質問された。 ドラムにはU字形に曲げた針金が埋め込まれていてグルグル回るように出来ている。 爪で弾いて音を出すオルゴールも似たようなものだから、そのように見えなくも無い。 ピカピカに磨きこまれて、木肌もいい色してるし・・・・・。 「ここ読んでご覧、大竹農具製作所とあるよ」 「・・・・・?」 畳み半畳ほどの大きさ。 ドラムの下にはオルガンのペタルに似た突起があって、コイツを踏むとグルグルと回りだす。 「それで?」と、またクエッションがきた。 使ってる所を見たことのない年代には、無理からぬことなのかも知れない。 刈り取った稲束の先をグルグル回るドラムの上に差し出して、U字形の金具にモミをハジキ落として貰う足踏み脱穀機。 コイツが登場してくる前は、筵の上に稲束を広げ、棒で叩いてモミを落としていたのだから、画期的な発明器具だったハズである。 今はどうやって藁とモミを分けているのでしょう? 昭和年代の半ばまでは農家のどこにでもあって、秋晴れの庭先でカタカタ回っていたものでした。 今では博物館(東京農大)でしか見掛けない骨董農具。
by molamola-manbow
| 2009-12-25 02:12
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