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2010年 01月 02日

Uターンは神津島沖、二十一時間元旦クルーズ その1

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羽田沖に投錨した『さるびあ丸』の四角い窓から、遥か彼方のディズニーランドに花火が上って、寅年の明けたことを知った。
総勢五人、備え付けの紙コップを合わせて、新年を寿ぐ「カンパ~イ!」をもう一度。
何時もなら大島・岡田港沖まで走って、入港待ちの投錨となる東海汽船が羽田沖で早々と投錨しちゃうのは、イヤ~な予感なのだが、「オイオイ、こんなところで止まるのかよ」ぐらいのことしか口にしない。

d0007653_1247050.jpg新年恒例の式根島初釣行は、出発前日の三十日から、すでに不安な傾向にあったことを五人とも知っている。
七本立ったら要注意の縦縞の等圧線が十三本も日本列島を覆って、天気図は大晦日から元旦にかけて、冬の嵐が襲ってくることを物語っていた。
大晦日には定宿のご主人から電話も入った。
「止めた方が賢明だよ。釣にならないかもしれないよ」。
大晦日の竹芝桟橋、構内放送もまた、「接岸できない場合はそのまま引き返すことになります」と、繰り返した。
全ての前兆は凶、だから不安をあえて遠ざけて、あたり障りなしで会話する
d0007653_13194390.jpg船はそんな酒盛りの中で羽田沖を抜錨して東京湾を抜けた。
西風は北にシフトして、追っ手の風に変わったので、テーブルの酒瓶は揺れに合わせて端から端へと、盛んに滑りたがるものの、牙を剥いた海には見えない。
一定のリズムで高い波が船を後方から押して呉れるから、移動したがる酒瓶を見ない限り左程の揺れは感じない。
早朝、六時四十分過ぎに船内放送があったので甲板まで脚を運ぶことにした。
外開きの扉を片手で開けようとして、あわてて両手で押さえた。
扉ごと持って行かれそうな強風、二十メートルを越えていそうだ。
初日は不思議な海の彼方に昇った。
三角巾ほどに縮帆すれば、小さなヨットでもかっ飛ばせる。
コックピットの緊張感は千切れんばかりに高まるクルーズだろうが、少しも悪相には見えない平らな水面がどこまでも続いて、黄金の太陽がその向こうから昇ってくる。
「この程度の波なら、式根接岸は可能だろう
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by molamola-manbow | 2010-01-02 14:19 | 潜り・磯釣り・海 | Trackback | Comments(2)
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Commented by antsuan at 2010-01-04 20:42
初日の出も海が荒れていたら喜びも半減しちゃうのかな。

今年も宜しくお願いいたします。
Commented by molamola-manbow at 2010-01-05 12:18
antsuanさん、おめでとうございます。
波気たっぷりの相模湾に繰り出して、もう新春クルーズを楽しまれたようで!


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