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2010年 01月 27日

大圏航路上を二ヶ月

「今回の調査海域は北太平洋」と聞いたから、猛烈に荒れる海を想像してたけど、もう少し南、大圏航路上を日本から北米大陸の西岸まで、いい天候に恵まれて漂っていたらしい。
水産庁のマグロ資源調査船に乗って二ヶ月間を海上で過してきた女傑の帰京報告会、たった三人で聴くのはもったいないような内容を、昨夜は豪徳寺のお蕎麦屋さん『あめこや』に席を設けてたっぷり。
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大圏航路とは、目的地まで太平洋上に真っ直ぐ線を引き、その上を行くのではなくて、黒潮の流れに船を乗せ、北上してからは偏西風に後押しされながら北米へと渡る楕円の曲線のようなコース。
この経済コースは信長時代の一五六五年に見つかった。
しばらくするとスペイン・ガリオン船によるアカプルコ(メキシコ西岸)ールソン(フィリピン)間の定期船も走り始めた。
メキシコの銀を東南アジアの香料、生糸に変える交易。
Jeanne Valetさん調べていて、つい最近知った知識ですけど・・・・・。

咸臨丸で太平洋を渡った(一八六〇年)勝海舟に、「太平洋を渡った日本人はオイラが最初よ」な~んて豪語があるけれど、スペイン・ガレオン航路の確立で、十七世紀の前半にはアカプルコやペルーのリマに日本人街もあったようです。
ルソン、タイの日本人街から、数多くの日本人が己の意志で太平洋を渡っていたんですね~。

その大圏航路上で二ヶ月間、獲ったばかりのマグロにタグ付けたり、胃袋開いて「何喰ってるのかな~」調べたり、耳の中の石から年齢割り出したり・・・・・。
驚いたのは耳石からは何年何月何日生まれ、つまり月日まで判るようになったのだといいます。
d0007653_1227547.jpg「あのね、manbowさん、アカマンボウが大量に掛るのよ」
「オウオウ、何処かで大層旨いと聞いた。どうなんだい?」
「そうね~、あまり印象はね~」
獲ることが目的の船じゃあないから、元気な魚はマグロも外道も、元気ならドンドン放す。
お土産に頂いたカジキのツノ、正確には上あごの吻は厄介者、針に掛ると、延縄を滅多矢鱈にこんがらがらせて、ナガ~イ延縄はいっぺんにおしゃかになっちゃうのだとか、「ネエネエ、どうだったの?、男社会の中の紅一点でしょ、いいオトコいた?」な~んて。
一緒に話聴いてた女性からは別角度の質問が飛んだり。
四時間ほど長っ尻してしまいました。

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by molamola-manbow | 2010-01-27 11:50 | 潜り・磯釣り・海 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 仙人 at 2010-01-27 22:58 x
そうそう、あの女傑?ね^-^

話のスケールが大きくて・・面白い・・ですねえ~^0^
Commented by molamola-manbow at 2010-01-29 12:24
仙人さんもキット取り込まれる!


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