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2010年 08月 18日

夏休み⑥ グリーン色して浮かぶ島 真珠の首輪を飾る島

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穏やかな夏色の海に浮かぶ八丈小島、manbowは八丈本島と小島に挟まれたこの海域には強烈な思い出がある。
海と帆船、中でも荒れた海を描かせらあ天下一品
だと思ってる十九世紀のイギリスの画家・Willam・Turnerの画の中に、manbowはいました。
美しい絵画を、両足踏ん張って眺めていたんです。

d0007653_1116037.jpg海は渦巻く濁流となって写真の右から左へと流れていた。
その濁流の中を42fiのセーリングクルーザー『Hinano』は、後方から襲うデカイうねりに乗ってサーファーの様に滑っていました。
ハリヤード、リギン、シートの類いがうなりをあげ、『Hinano』は波の頂上から滑り落ちる度に船底をむき出しにするほどにヒール角を高めた。

打ち寄せては砕け散る波浪に囲まれた八丈小島の磯が美しかった。
真っ白な真珠のネックレスをまとって、この世のモノとは思えないほど神々しく輝いてた。
満月の夜だったかどうかは記憶にないのだけど、夜半過ぎの月光煌々と輝く嵐の海です。

d0007653_11162978.jpg青白い照射の中で、波頭は千差万別に砕けて、左手の八丈本島だけが影絵と化して静まり返っている。
Hinano』が八重根漁港へと逃げ込んですぐ、小笠原航路の本船・『小笠原丸』も避難してきた荒れた夜の出来事です。

バウキャビンのベッドから落っこちそうになって眼を覚まし、両手両足踏ん張ってコックピットに顔を出したmanbowと違い、ウォッチャーふたりはゲロ吐きながらのラット。
うねりに乗って滑り落ちる度に、ヨットは八丈小島へと吸い寄せられて方向を変えようとするから、航路維持に必死だったんだ。
Turnerの画にどっぷりのmanbowは、荒海の美しさに氣をとられて船酔いする暇も、必死の操船も上の空・・・・・。
キャビンには確かに正体をなくしたマグロがころがってましたネ~。
太平洋上の奇岩・孀婦岩(そうふいわ)の頂上を目指していたアルピニスト達です。

調べてみると、二〇〇三年四月二十ニ日。
前日早朝、三浦半島の油壺を発ち、約660マイル南(孀婦岩)を目指した二日目の出来事です。
風の収まるのを、八重根漁港(↓↓)で三日間ほど待ちました。
八重根にもやったら、アルピニスト三人はテント持ち出して早々に『Hinano』から逃げ出しましたっけ・・・・・。

未明に近い夜半に見た青白い月光に輝く荒海は、快晴の同じ光景の中で重なります。
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by molamola-manbow | 2010-08-18 07:43 | ヨット | Trackback | Comments(2)
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Commented by mintogreen at 2010-08-19 22:40
Manbowさんの感受性・・・物事の捉え方、やっぱり一味違うものを感じ取る方なんだな~と、記事を拝見するたびに感じます。
そして、一味違うことを経験する人生なのだな・・・と。
素晴らしい。
Commented by molamola-manbow at 2010-08-20 08:08
mintogreeさんお気に入りの撮影ポイント、探し回って「この辺だけどな~」
橋の上、あちこち歩き回りました。


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