2010年 09月 07日
画面下部をうねる青黒い帯は隅田川、一九八〇年代後半の東京です(江戸、東京大地図=平凡社)。 架かる橋は上流(右)から順に、両国橋、首都高向島線、新大橋、清洲橋、墨田大橋、永代橋、佃大橋、勝鬨橋。 佃大橋と勝鬨の間に架かる中央大橋はまだ架設されていない時代の航空写真、そういえばツインタワー形式の聖路加病院(47階と38階)も、六本木ヒルズ(54階)の姿もない。 画面左端・浜離宮の緑を最後に、汐留、天王洲を経て羽田空港に続く湾岸を、高層ビル群が埋め尽くして行くのもこの写真以降のことになる。 巾着型した狭い入口なのに、多摩川、江戸川、隅田川・・・・・、大、中、小の河川が流れ込んで、東京湾は相模湾などと比べると冷た~い水溜りなんですよね~。 その上を吹き抜けて、心地よく冷えたハズの海風なのに、ウォーターフロントのビル群が通せん棒して内陸に入れない。 異常気象には違いないんだろうけど、暑くって当たり前の都市に、ドンドンドンドンなって行く。 海風遮断するウォーターフロントの変貌調べようと、写真あさってみたけれど、適当な俯瞰図がない。 でも、何となくコイツでも分かる。 東京湾への水の出入り、主流は房総半島の沿岸沿いに侵入してきて、ぐるりと回って三浦半島側から外海に出て行きます。 自然が定めた南限無視の、とっても可愛そうな多摩川の放流鮭も、右側通行の潮の道伝って東京湾に入ってくる。 本船の出船、入船航路も右側通行。 こちらは出潮、入り潮の道を考慮に入れて決めたんじゃあなくて、国際ルールに従ってるだけなのですが・・・・・。 こちらは(↑↑)小田急電鉄開業時(昭和二年)の俯瞰ポスター。
by molamola-manbow
| 2010-09-07 06:00
| 潜り・磯釣り・海
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