2010年 11月 02日
42フィートのセーリングクルーザー『HINANO』の定員は十二名、まだまだ余裕の乗員だけど、キャビンから全員が這い出してくると流石のコックピットも窮屈を感じる。 そんな訳で、ブームの下、キャノピー(ドジャー)の蔭に隠れて太平楽を決め込んでいて、小さな気遣いを眼にした。 船体の周りをグルリと一周してるライフラインと、支えのスタンションの間に、きっとガスホースを切って作ったのでしょう。 クッションを入れてあるんです。 見回すとスタンション全てです。 出港前日、『HINANO』に足を踏み入れてドヒャ~ッと声挙げそうになったのは、クラシックな舵輪に替えられたラットと木目クッキリのコックピットの床。 そしてシロは白、アカは赤、アオは青色でのた打ち回る、鮮やかさ取り戻したシート(ロープ)類の輝きでした。 洗濯されて潮っ氣抜いたシート類の柔らかいこと、柔らかいこと! 『HINANO』が生まれ変わったことは、"既報の通り"なんだけど、船腹叩いて「オメ~さん、幸せだな~」が口突いてでます。 「この方、私の先輩です」と岡元船長(スキッパー)に紹介された地元から参加の唯一のクルー、松雄誠吾さんは本船の機関畑一筋できた人。 エンジン・ルーム開けて真っ向勝負の日々を、今夏の灼熱地獄の最中に過したといいますから、なお更美しく整備されているのでしょう。 『HINANO』設計した林賢之輔センセ~イ、時間作って今度は「乗ってくださ~い!」なのです。 長崎港・出島桟橋を目指した翌二十五日の帰港クルーズも季節外れの寒波来襲が加わって、カッパの胸元しっかり閉めたクルーズでした。 お天気には恵まれなかったけど、北風をアビームに受けて8ノット強で素っ飛ぶクルーズ。 フルメーン、フルジブの帆走で午前五時三十分『DESHIMA WHARF』横付けでした。 トータルログ、メモしませんでした~。 八丈島の衆~ッ、頂いたギョサン、愛用してるよ~!
by molamola-manbow
| 2010-11-02 10:14
| 長崎・HINANO
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