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2010年 12月 14日

鰐に歴史あり

d0007653_11173259.jpg"オンナ心と秋の空"ですね~。
見てください、可愛そうに、埃まみれですよ、眼に涙溜めてましたよ。
「オ~、ヨシ、ヨシ」て~んで、ほんの少し拭いてやっただけで、艶が出たじゃないですか。
「一度、抱いて風呂に入れてやれ」
な~んて声も聞きましたよ。
酔った声でしたけど、アレ、有名なヨットデザイナーだったと思います。

尻尾真っ直ぐ伸ばせば、楽々ニメートルは越える丸太削って作られてます。
持ち上げる時、大人が身構え、腰しっかり落として、ヨイショと声掛けなければムリなほどズシリとした重さだ。
この重さとデカさ、置いとく場所にアタマ悩ませたのもムリないんですけどね~。
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いま、長崎県の大村湾に浮かぶ42フィートのセーリングクルーザー『Hinano』、その最初のお客さんはコイツなのです。
九十六年春、オークランド(ニュージーランド)で進水し、メラネシア、ミクロネシアの島々縫って小笠原経由で日本まで回航して来ました。
木更津のヨット『KoKoLo』の、アタマにMRが付く女主人、オークランドからクルーとして乗りこんで、ニューカアレドニアの次の寄港地・ヴァヌアツの土産物屋さんでコイツに出合ったんですね~。
駄菓子屋の店先から動こうとしない幼児さながらだったといいます。
「ヨセヨセ、そんなでかいモノ」とか、「置き場所に困るの眼に見えてる」とか。
聞く耳持ってません。
「アノ子ワタシを呼んでる」とかなんとか言ってダダこねて、『Hinano』のオーナーにフネまで運ばせて、買った本人グアムでサッサと下船して先に帰国して、ヴァヌアツのこのワニさん、以後はず~つとお客さんとして日本に運ばれたのです。
Hinano』の処女航海を知ってるんですよ、コイツ。
ワニに歴史あり、ときどき埃払いに行ってやらなければなりません。 
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by molamola-manbow | 2010-12-14 08:15 | ヨット | Trackback | Comments(2)
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Commented by mr.yoko at 2010-12-15 06:26 x
私を呼んでたこの子はしっかりお風呂で綺麗になり次回のお風呂を楽しみにしています。。。
Commented by molamola-manbow at 2010-12-15 13:18
yokoさん、あのワニさん、前歯の一本が「イテ~、イテ~」と申してました。
是非手当てを!


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