2011年 04月 06日
新宿駅の西口、小田急百貨店の正面玄関歩道に、低い背の植木で囲まれた空間がある。 朝から晩まで人通りの絶えない歩道にも負けじの、密度の濃~い空間です。 老若男女、みな哲学的な顔して入ってくる。 深淵な悩みを抱えているみたいな、思慮に余る真理を追求中のような・・・・・。 ひとりとしてノーテンキ型の人間は居なくって、端的に云えば異端児である。 かく云うmambowも仲間入りする。 「同じ麻薬だろうに、扱いが違い過ぎと違うか~?」と、空間の中で世の中の不条理を考えます。 優遇されてる向こうさん側の麻薬の悪行を洗い立てみたるもする。 冷遇されてるコチラの麻薬と比較する。 ▼アッチの方は惑わすんだ、自分だけじゃなくて他人も 「コッチの麻薬にはそんな作用はない」 ▼肝臓とか脳卒中を引き起こすんだ 「脳卒中はあるな、肺ガンも」 ▼気持ち悪くなって吐くんだ 「コッチはむしろリラックスするんだけど…」 ▼すぐ後悔したりする。"二度と飲まん"と無理なこと誓ったりもする 「この欠点は似てなくもないぞ…」 ▼クダ巻くね、絡むね 「コチラには考えられん作用だ」 ▼泣くね、笑いが止まらなくなるね、スケベになるね 「ヒドいね、あちら」 ▼ハダカ踊りが頻繁に起こる 「はしたないな~」 ▼どら声張り上げて歌ったり、蛮声で騒ぐ 「近所迷惑な話だね~、隔離すべきだ」 ▼転ぶんだ、足ふらふらになるから 「危険な副作用だ」 ▼マイク離さなくなったりもする 「チェーンスモーカーはコッチのオハコだけど」 ▼小心モノのくせに気宇壮大になって、やたら奢っちゃったりする 「財布、幾らあっても足りないぞ」 ▼ソレなのに百薬の長なんて云って、常習中毒を増やしてる 「百害あって一利なし。コッチのキャッチコピーが悪過ぎるんだ」 とにかく、やたら肩身が狭い。
by molamola-manbow
| 2011-04-06 10:02
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