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2011年 05月 25日

化け物艇・HAYASIー34 プラス1custom

審判艇のマストに 旗がスルスルッと揚がって、スタート分前が知らされます。
旗が 旗に代わるとスタート分前。
ココまでが徒競走の「on your mark」、あるいは「ヨーイ」、次にくる「ド~ン」の号砲はありません。
揚がっていた 旗の降下がスタート合図、各艇一斉にスタートラインを切って行く。
飛び出しが早過ぎの艇は、スタートをやり直さなければならないから、審判艇の周辺海域、スタートが近づくにつれて位置取り争いが激しくなる。
優先艇を主張し合って怒声が飛び交ったりもする。
「スタボー、スタボー、ソコ退きやがれッ!」
フレンドリー・レースのKENNOSUKE CUP、そこまで激しくはなりませんが、いいスタートを切れるかどうかはスキッパーの腕とクルーの練度の見せ所だ。
体育学部某運動学科卒のmanbowには、「一分前」の声が掛かってからの緊張感、たまらない瞬間なのです。
この位置取り争いの最中に、メーンセールを真っ二つに裂いた艇が現れたこと、二日前に一行だけ触れた。
d0007653_1173359.jpg
「急角度で艇を風下に回した瞬間に裂けた」とは、レース後の破損艇のスキッパーさん。
「ナンダ、ナンダ~?、メーンセールを張ってね~ぞ」と気付いたのは一度。
小網代沖の第一マーク、赤白ブイを目指してる最中に、際岸側コースを取る姿を遠望している。
でも、アクシデントを起こした艇が『あらいぶ』(HAYASIー34プラス1custom)だったのは予想外のこと。
表彰式でカップを受けた優勝艇、片肺飛行に等しい『あらいぶ』だったのです。
d0007653_9453342.jpg破損セールをブームに縛り付けてスタートからゴールまで。
リタイアだっておかしくない片肺で走って他艇の追従を許さなかったのです。
「ジブセールをA社製からB社製に替えた。コイツが素晴らしかった.セールはB社ですぞ」とは、有り得ない快事達成の『あらいぶ』艇の橘スキッパー。

繊維にヒズミがない新品セール、風を素直に後方に流して艇のスピードを確実に上ります。
このためにレース志向のヨットは繊維の伸びが少ないカーボンセールを使う。
『あらいぶ』のセールもカーボン製の新品です。
新品セールの威力も確かにあったでしょうね~。
でもでも、このヨットの前身は遠く海外にまで豪名を轟かせてたクルーザーレース荒らしの『第一花丸』。
コイツが"化け物艇"の正体なのです。
恐ろしやHAYASIー34プラス1custom!!
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by molamola-manbow | 2011-05-25 09:14 | ヨット | Trackback | Comments(0)
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