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2011年 06月 03日

ユスラウメ

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十八万年前にアフリカ大陸から歩き出し、陸続きだったベーリング海峡を越えて南アメリカの最南端・パタゴニアやホーン岬まで。
コノ山桜桃梅(ユスラウメ)を眺めると、大袈裟に構えるなら古い古い記憶が甦ります。
人類の狩猟採取時代の血が騒いだのでしょう。
「コイツは食える」と判断して、摘み取ると同時に口の中に放り込んだ。
manbow最初の山野の獲物、コイツです。
当時の日本はほとんど全土が津波被害の東北西海岸一帯みたいになってて、国民は「明日をどのようにして食い繋ごうか」、このことだけを考えて生きた国民総飢餓時代でした。
闇米に手を出すのを潔しとしない裁判官が飢え死にする痛ましい事件まで起きてます。

そんな時代のガキにも、初めてゲットした獲物の味には物足りなさを感じた。
とってもおいしそうな粒々なのに、甘味も酸味も淡白で、見掛けに裏切られたような・・・・・。
昭和二十年代のアタマの時代のお話です。

ひと粒喰らうと、口も頬っぺたもキュキュキュ~ッとつぼまっちゃうほど酸っぱかった強烈酸味が、いまの夏蜜柑にはない。
ほぼすべて、果物の類いは甘味増加のために改良に改良を加えて今日に至っている。
果物に限った話ではなく、遺伝子組み換えなどして動物までも作っちゃう。
そんな中にあって、桜に、桃に、梅と、贅沢にも三つも果物の名前が入ってるユスラウメに改良を加えないのは何故でしょう?
それとも、すでに改良は完成してて、間もなく出回るサクランボウこそがユスラウメの親なのでしょうか・・・・・?

丁度今頃、二、三粒、口の中に放り込んでは懐かしみつつ何故だろうが頭をもたげる。
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by molamola-manbow | 2011-06-03 08:52 | 犬・猫・蛙に動植物


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