2011年 08月 08日
フライ竿とリールでは超の字付きの老舗メーカー『HARDY BROTHERS 』の本拠地もこちら。 十九世紀には釣具の世界シエアー90パーセントを生産していた釣具の一大産地でした。 そのREDDICHで製造されてた、コチラは『ALLCOOK』社製の小型スピニングリール(↑↑ →→)です。 釣り上げた獲物を手前に引き寄せる際に使う針金の突起、現在のスピニングリールではフェイス全面を丸~るく覆う形に改良されていますが、コノ形が登場するのは一九五〇年(昭和二十五年)以降。 五〇年以前は写真のようなハーフベール(ベイトアームとも呼ばれている)が用いられていた。 塗装は剥げちゃって、キズもそこここにあって、見た目は何ともみすぼらしいリールですけどね~、『Supper B』の登録意匠に惹かれて購入しちゃいました。 『ALLCOOK』社は遥か昔に消えちゃってますが、スピニングリールの黎明期(昭和十年頃)に評判をとった名機(Supper B)がイギリスに存在してたこと、何処かで読んでた。 確か昭和十四年(一九三九年)に評判を取った機種です。 カリカリと、七十歳を越えた機械とは思えない音して回って、歯車がとんでたりの欠陥は見当たりません。 ハゼの岡釣りなどにピッタリなのですよ。 欠点はまだ逆回転を止める機能が備わっていないことですが、ま、二本、三本と竿を出すのは嫌いで、ハゼは一本を手から離さずに釣ります。 機能の不備はさほど気にはならないでしょう。 「昭和十四年製」の真贋、・・・・・、いまのところ確かめようがなくて不明です。 ハンドルも満足に回らないジャンク品からこんなのまで、無造作に山積みにされてる古道具屋さん、淡島通りの交差点近くに有るんですよね~(⇦ ⇦)。
by molamola-manbow
| 2011-08-08 07:25
| 潜り・磯釣り・海
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