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2011年 09月 03日

ノッティンガム・リールのお嫁入り

釣りに使うリールの歴史、とっても古くって中国の墨画とかエジプトのレリーフなどにもそれらしきモノが登場してて、紀元前から存在したらしい。
実物を手にとって見られる最も古いリールは、グググ~ッと時代が下がった一九〇三年に英国・ヨークシャーで考案され、二年後には量産されるようになった『ノッティンガム・リール』だと云われてる。
郊外に弓矢の名人ウイリアム・テルの活躍の場・シャーウッドの森を広げるイングランド中央部のノッティンガム。
そこの土地っ子・釣り師が考案したようです。

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七十年代に英国を訪れた際だ。
釣り友諸氏への土産として買い求め、バラ撒いたのが『ノッティンガム・リール』でした。
どこまで忠実に復刻したかはクエッションですけど、釣具屋さんのキャッチフレーズは「The Nottingham Reel」と、これぞリールの『The』付き!

『チンチン』とか『カイズ』などと呼ばれてる黒鯛の幼魚を狙い、東京湾の沖堤防を釣り歩いてた男の家へ、久し振りに飲みに出掛けた際だ。
「どうした、あのリール?」と訊いてきた。
すぐにコイツのことだとピーンときたから、「一個だけ残ってるよ。一匹も釣り上げないまま机の中で眠ってる。要るかい?」
奥ゆかしい男なんだ。
「世界最古のリール」などとうそぶいたことに恐れをなしたのでしょう。
土産バラ撒きの対象者の一人だった筈なのに、遠慮して受け取らなかったんです。
それなのに、今回は「箪笥の肥やしなら寄越せ」
数を釣るより、レトルトな道具で釣り上げる一匹の魅力!
そんなことを感じる年齢になったと云うことでしょうかね。

油など差して、本体も綺麗に磨いて、お嫁入りです。
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by molamola-manbow | 2011-09-03 06:53 | 潜り・磯釣り・海


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