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2011年 09月 14日

生きてる河川・野 川

生きてる河川・野 川_d0007653_1956742.jpg
群れなして泳いでる幼魚達、ハヤでしょうか、ウグイでしょうか?
中央線は国分寺駅近くの線路際、日立中央研究所内の湧く水池を水源に、東京の南西部を流れ下って多摩川へと、二子玉川付近で合流する野川の住人達です。                      前方の小田急線を越えると神明の森みつ池湧水(⇨ ⇨)生きてる河川・野 川_d0007653_5225312.jpg、ショットは多摩川への流れ込み口まで推定1km強、世田谷の外れ宇奈月近辺でのパシャリだから、野川にとっては随分と下流域です。
それでも水はいたって綺麗に見えて、岩には健康そうな苔まで育ってる。
これって国分寺崖線に付かず離れずの距離を保ちつつ流れる立地が幸いしてるんでしょう。
国分寺崖線って、そこここに地下水脈の出口があり、名水百選に入ってるところとか、近辺の住人がわざわざ水汲みに訪れる場所とかが点在してる。
そうした清水を集めつつ流れ下る幸せな川なんですよね。
流域には縄文人の住居跡なども残ってます。    
 
武蔵野の小河川、野川に限らず、国分寺崖線の上を流れてるお隣りの▼仙川(三鷹市の旧千釜湧く水=仙川の語源)も、目黒川に落ちる▼烏山川(烏山・高源院の鴨池)も、▼北沢川(八幡山・松沢病院の将軍池)も、▼神田川(吉祥寺の井の頭公園)ですら水源はすべて湧き水なんですよね~。
戦前までは全て野川程度の透明度を保って流れ下っていたに違いない。
流域の湧く水池、ほとんど埋め立てられて住宅と化しちゃいました。

デカイのは野鯉(↓ ↓)ですね。
中学時代、自転車で流域を走ってて、真昼間にタヌキとも出合ったことがある。
人知れず、今でも住みついてて、生きてゆけるに違いない豊かな魚の群れです。
生きてる河川・野 川_d0007653_12372186.jpg


by molamola-manbow | 2011-09-14 07:02 | 犬・猫・蛙に動植物


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