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2011年 10月 17日

秋刀魚のタマゴ

「今度は初夏においで。そうだな~、六月下旬がベターだけど、ゴールデンウイークの後半でも何とかしてあげる」
一尾百二十円也、厚岸産の秋刀魚を捌きながら、潜りに通ってた佐渡は相川の民宿のオヤジを思い出してました。
商売っ気はほとんど無くて、絶品の烏賊素麺を食わせたいために早朝の漁協まで車を走らせる。
鮎の塩焼きを夕食に出したいために、それはそれはタ~クサン生息してるらしいマムシの住む川を丸一日遡上したるする。
土地の没落名家の御当主様、そんな雰囲気も漂わしてる屋敷とご主人でした。
ソノご主人曰くの「初夏においで」、出掛けていたら秋刀魚のタマゴが食えたはずでした。

d0007653_825864.jpg流れ藻にタマゴを産み付ける秋刀魚の習性を利用した伝統の漁法・『手掴み漁』が佐渡島には有るんだそうです。
人工的な流れ藻をムシロとか雑草を束ねて海面に浮かべ、秋刀魚の群れが近づくのを待つ。
海面を盛り上げるようにして近づいてきたら占めた物です。
人工流れ藻に両手突っ込んで待ち構えてると、向こうから手の指の中へと入り込んでくるんだそうですよ。
そいつをむんずと掴めば一丁あがりの手掴み漁、佐渡の初夏の風物詩だった(今もかな?)。

秋刀魚のウロコ、巻き網漁じゃあみんな剥げ落ちちゃってツルツルになっちゃうけど、手掴み漁ではコイツも付いたまま。
秋刀魚は市販のヤツだって綺麗ですが、ウロコ付きは格別の輝きであるらしい。
そんなのが食えるの、初夏の佐渡くらいでしかないのに、出掛けるチャンスを逸して今日に到っちゃってます。

「秋刀魚を求めるのは一尾百円を切ってから」
そんな主義を曲げた今回の購入、七百円などと云う高値はいまだザラだし、「ことしはまだかい」な~んて催促も貰ったし・・・・・。
しょうがないんだ。
天気とにらめっこして天日乾し数日、煙を掛ければ完成です。
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by molamola-manbow | 2011-10-17 08:31 | ホビー


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