Hey! Manbow

heymanbow.exblog.jp
ブログトップ
2012年 03月 27日

  またまた生物毒

d0007653_993864.jpg「雷公、声を発す」(三十日)とか、「燕飛来」(来月四日)とか、歳時記カレンダーに並ぶ言葉も春めいて、チャリンコ転がす街中クルーズの時期到来です。
久し振りに古本屋を巡って、最初に本棚から引っ張り出したのは『海洋動物の毒』。
パラパラッとめくると横書きだし、滅多矢鱈と毒の分子構造式が登場するし・・・・・。
敬遠して『一寸の虫にも十分の毒』の方を選んで帰りましたが、やっぱり気になって再度チャリンコへ。
一度は本棚に戻して帰った『海洋動物の毒』、ようやく読み終わった。
著者・塩見一雄氏もお述べになってる。
「難しい部分はドンドン飛ばして読んでくれ」

知りたかったのは『ビブリオ毒』の正体、無毒とされてた石垣鯛とかハタの類で中毒を起こす例が近年増えてるので、釣り師としては捨て置けない。

結論から言うと「判らない」。
養殖技術の発展で猛毒・テトラドトキシンを持たない河豚も作れるまでになってる。
無毒の餌を与えて養殖すれば、無毒の河豚に育って行く。
では、ソノ毒を持つ自然界の餌は何なのか?、コレの特定ができないらしい。
微生物や海草の様々に微小な毒持ちが居て、河豚のタンパク質と結合してテトラドトキシンは体内に蓄積されて行くらしい。
近年の石垣鯛とかハタの類による中毒の悪玉はビブリオ菌。
コイツは始末におえない。
海中、特に暖かい海には普通に生息している細菌で、すべての魚は海水と一緒に体内に取り込んで遊泳してる。
欧米にビブリオ菌による中毒が少ないのは、魚を食べる習慣が少ないから。

温暖化によって亜熱帯の海が北に進出して、無毒だった石垣鯛まで悪者に。
そうじゃあなくて、すべての海水魚は悪者へと変身する可能性を持ってるらしい。
個体によってビブリオ菌による感染度に違いがあるし、種類によっても差ができる。
その「何故だろう」の解明ができないから、新鮮なら大丈夫とも言えない。
「体力が弱ったら魚を食うな」な~んて時代がきたら、怖いね。
[PR]

by molamola-manbow | 2012-03-27 08:50 | 犬・猫・蛙に動植物


<< ビューティフル      気配り? >>