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2012年 04月 11日

間抜け顔の腕時計

海棠の枝を手折ろうとして、改めて間抜け顔に見入った。
花と一緒に写り込んでる腕時計、文字盤の周りには反時計周りに数字を刻み込んだベゼルがありました。
潜水時間の大雑把な目安をセットしてから海に入る。
圧力計とかダイブコンピュータなどの無かった時代、ベゼルは重宝を通り越す、無くてはならない防水時計の必需品でした。
久し振りにベゼルの無い間抜け顔を眺めて、「装飾品でもあったんだな~」とつくづく。
文字盤に散りばめた高級時計のダイヤモンド、「アレと同じ役目を担ってたんだ」と思い知らされた。
黒いベゼルがはまっているだけで精悍に見えましたもの。
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ベゼルを飛ばしちゃったのは『KENNOSUKE CUP』(今年は五月十九日、三浦半島諸磯沖)に備えるスピンネーカー練習の最中でした。
ヨットのセールでは追っ手の軽風に使う一番軽い帆、艇の最前方に張り出して使います。
練習海上は鏡ヶ浦の別名を持つ千葉・館山湾、風もお誂えの軽風でしたが、何故か時計の上をスピンシートが走った。
調べてみると、二〇〇八年の出来事です。
修理にも出しましたけどね。
ベゼルを取り付けるだけでいいのに、分解掃除とか、ガラス、文字盤、痛んだベルトの取替えその他、ゼ~ンブを見積もると代理店のお兄さんも申し訳なさそうな顔してた十七万円也。
「馬鹿ヤロウ~!」でしょ、で、修理はやめた。
秒単位まで正確かどうかはさて置き、立派に時を刻んでるんです。
スイスまでベゼルのために海を渡った十七万円也のアチラさんの言い分、「なんたらかんたらの数字が一桁台の貴重な品」、つまりは古時計だから完璧に修理しろ。
渡航費用は修理見積もりを含めて千五十円。
                    (左・スピンネーカー、右・小型スピンのジェネカー
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by molamola-manbow | 2012-04-11 11:05 | ヨット


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