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2012年 04月 18日

  釣りガールと『釣りの科学』(檜山義夫著)

去年でしたか、おととしでしたか、時期的にはそんなものでしょう。
山ガールはもう古くって、代わりに「釣りガールである」みたいな言われ方が始まり、頭の先からツマサ先まで、それらしく装わせてルアー竿など持たせるファッションで賑わった。
「ファッションから入るな!」などと、野暮なことは言わない。
山も川も海も、動きやすい服装であることは必要不可欠な要素ですもの。
行動を妨げる厚着は避けるべきだからインナーには気を使わなければならない。
突然の雨に対処できる上着に雨具、コイツは出来るだけ軽くありたいし、滑りやすく歩きにくい岩場での行動を考えると、磯釣りでは靴底にも神経をとがらせたい。
大袈裟にみえるけど救命具も大事、昔に比べると随分コンパクトになってます。

d0007653_10164835.jpgd0007653_1017485.jpg
『釣りバカ日誌』のハマちゃんにスーさん、地味過ぎますね。                  釣りガール、こちらも「これで最先端かァ?」ですね。

もっともっと演出してもいい。
大自然が相手の遊び、どんな格好をしても負けちゃうんだから、アメリカの釣りガール(➷  ➷)、これぐらいやらないと自然には勝てません


d0007653_23574728.jpg昭和も三十年代に出版された『釣りの科学』(檜山義夫著、岩波新書)、睡眠薬代わりにベッドサイドに置いて再読していて「そうか~、ココで読んだんだ~」

サカナの視力、どの程度見えるのかの記述です。
全国の磯釣り場を、航空写真をふんだんに使って紹介した釣り雑誌(特別号)に、水中から磯の先端で竿を振るう釣り師を捉えたショットがあった。
キャプションにいわく、「魚の目にはこんなにハッキリ見えるんですよ。だから派手な格好をしてはいけません」。
釣りの本にも似た記述はしょっちゅう出てくる。
「できるだけ、自然に溶け込む服装でなければならない」みたいな。

「派手な服装はダメ」、これってほとんどウソですね。
動くモノへの察知能力は非常に高いし、体側に並ぶ側線神経でもって、水中に伝わる振動にも強い反応を示します。
しかし、眼による判別能力は極めて鈍い。
青、緑、紫系など波長の短い色は良く見えるものの、赤や黄色などの波長の長い色は水がすぐに吸収しちゃうこともあってほとんど識別できない。
手を叩くと寄ってくる池のコイ達も、水に伝わる歩く際の振動で感知するんだそうで、手を叩く音はほとんど聴こえていない。
疑似餌や烏賊に模した餌木をイロイロ揃えて、「今日は赤系の食いがいい」とか「反応がいい」などと。
これもほとんど根拠はなくて、巧く動かした際に跳び付く。
つまり、人間よりも識別能力が高い青、緑、紫色の擬似を巧みに操るコトこそがルアー釣りのコツなんです。
糸の号数にも程左程気を遣うことはないらしい。
ピーンと張った際の糸と波との摩擦音、コイツを感知するぐらい振動には鋭いから、細いに越したことはないんですが・・・・。

お魚さんの五感で一番の特技は味覚。
匂いには鈍感な鼻の中に、水に溶け込んだ極小の味の違いを識別できる味雷によく似た器官がある。
何千キロも旅して再び生まれ故郷に帰って来る鮭、微妙に違う水の味が判るんです。
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by molamola-manbow | 2012-04-18 08:45 | 潜り・磯釣り・海 | Trackback | Comments(0)
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