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2012年 07月 11日

女性は男性は、メスはオスは、なぜソイツを選ぶのか?

つがいを作って夫婦共同で巣作りからを始める鳥類、九割方が一夫一婦で子育てをします。
にわかには信じられない話ですよ。
その鳥類達の大半、大の字付きの浮気者であるらしい。
複数個の卵を孵してからも大変ですよね~。
「浮気なんてする暇はね~だろう」みたいに、その忙しさといったら
でも、この餌取り、餌探しが曲者なんだそうです。
夫婦別々に行動してる間に、チョコチョコっと浮気をする。
オスもメスもです。
巣の中の子供達を調べてみると、DNAの形が異なる餓鬼が混じっていたりするんだと
毎日一個づつ産み落として、順次孵って五羽とか六羽の押しくらマンジュウが始める。
その餓鬼どもの親が相当数違うんだと言います。
人間社会と間近で接し合うツバメしかり、仲睦ましい夫婦の代名詞みたいにいわれてる"オシドリ夫婦"しかり

d0007653_84953.jpg学者さんって面白い。
寝取られ率の高いメス、つまり鳥類の浮気度をオス、メス別に調べたりするんです。
そうすると、アル形が見えてくる。
V字型に切れた尾羽の左右が大きくて、シンメトリーな奴ほど浮気者、メスも左右が対照的なオスを選んで浮気をするんだといいます。
ツバメのつがいの場合ですが・・・・・。
これは実験でも証明されていて、人工的に尾羽を切って非対象にしてやると、途端にモテなくなっちゃう。
尾羽が立派で、左右が対照的なヤツ、調べると体に巣食うダニの数も少なくて、極めて健康状態もいい。


東京大学で動物行動学を学び、大学院に進んだ後に作家へと転向した竹内久美子女史の本、『女は男の指をみる』(新潮新書)。
右手の薬指と小指の長さを調べたイギリスの動物行動学者の研究を紹介して、「長い薬指の持ち主はデキル男の証」だと導入部分に書いてる。

ロンドンの金融街・シティーで働く短期取引専門のトレーダー四十四人の薬指と小指の長さを調べ、薬指の長いグループと短いグループの収益に、年額60万ポンド(約7,800万円)もの差が出たと言うのです。
計測方法は手の甲側からじゃあなくて、手のひら側から計り、二本刻まれてる皺の真ん中から指先までの長さを比べる。
「たった四十四人を調べただけじゃあ、データ不足じゃあないかい?」とも思えるんですが、とにかくデカイ差が出た。

薬指なんて、五本の指の中では何ひとつ役目を果たしていないように見えますが、これって男性ホルモンの代表格みたいなテストストロンに関係してて、薬指の大きな人はアレも立派であるらしい。
で、赤い帯表紙の『なぜ(女性は)その人をえらぶのか?』となるんですが・・・・・。
コレが結論じゃありませんので、念のため。

『人間の体はすべからく女子として生まれる。
その中から、お腹の中でがんがんテストストロンを出す胎児が男性へと変化する。
「フ~ン、知らなかった」
年から年中、オッパイ膨らましてるのは人間だけで、ゴリラもチンパンジーも発情期以外がぺっちゃんこにしぼむ。
「フ~ン、知らなかった」
書かれてるコト、結構色っぽいんだけど、論じているのは『生物はいかにしてパラサイトから身を守り、子孫を残してきたか』
十八万年前にアフリカから世界に散った人類の、バクテリア、ウィールズ、寄生虫等々のパラサイトとの戦いを動物行動学から紐解いてる。
学者にこんなヒトが出てきたのはいいね、肩などこらずに読めるんだ。

女史の本、『万世一系のひみつ』を読んでからのファン、コイツもまた面白いです
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by molamola-manbow | 2012-07-11 08:33 | 犬・猫・蛙に動植物


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