2012年 10月 16日
中学時代の理科の授業で教わりました。 崖から転がり落ちた岩は、大水が出る毎にゴロゴロと下流へと押し流されて、尖がってた角は丸くなって行く。 石同士のぶつかり合いで割れたり、砕けたり。 次第次第に小さく、丸い形になるんだと。 海岸まで流れ下った石ころに、角の尖がった石はないだろう。 やがてその石コロも砂粒に変る・・・・・みたいな授業でした。 「デカくって、角ばった石もあるぞ」な~んて顔で聞いていた頭の中を見透かすように、「海岸に転がってるデカイ石、あれは上流から運ばれて来たんじゃない。近場の崖から落っこちたんだね。調べて見ると、上流の石とは成分が違う」 南西方向に広がった土曜日(十三日)の雲、イワシとか、サバとか、魚の名前で呼ばれてる。 秋の浜等間隔で投げキッス を翌日に控えていましたからね~。 「吉兆だ~ッ」と思って出掛けた投げ釣り、散々でしたから、早々に飽きた。 で、海岸散歩を始めて理科の授業を思い出した訳です。 ピンポン玉とか卵型に丸まった石コロの多いこと、多いこと。 日本列島の砂浜、確実に痩せ細ってきてますね。 護岸を名目に滅多矢鱈と海の中にテトラを放り込んだために潮の流れが変わって、砂は流れて隠れてた石コロの浜へと変わった。 山からの土砂の補充も細まったし・・・・・。 四半世紀は通っている伊豆半島の先っぽ、下田郊外の田牛の砂浜も石コロむき出しの浜になって、トラックで砂を運んで夏に備えるようになった。 一方、防波堤を伸ばして港を拡張した漁港には砂が流れ込んで、浚渫工事が年中行事化したりもする。 自然をいじりまくったツケだね。
by molamola-manbow
| 2012-10-16 07:41
| 潜り・磯釣り・海
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