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2013年 01月 18日

ギョッ

物凄いでしょ。
昭和三十年代に使ってた両受け軸リールのスプール、全面を分厚い錆が覆っています。
それでもハンドルを回すと何処かに引っ掛かるカリカリとか、カタカタいう音もなく、とってもスムースに回るんです。
こんなに恐ろしい姿に変ったのに
d0007653_819438.jpg
そんな訳で糸を他のリールに巻き取って、金属ブラシとか、紙ヤスリの番手の細かいのを持ち出して磨きました。
綺麗になりましたでしょ。
一晩掛けて磨き込んだ成果、糸も前後を逆にして巻きました。
あまり使っていない糸です。
昨今の釣具界からは姿を消しちゃった寄り糸製のナイロン道糸です。
d0007653_842718.jpgナ~ニも知らないまま投げ釣りから石鯛釣りに転向して、「磯釣りには、巻き上げ力の強い両軸リールを使わないと魚(石鯛)はあがらない」みたいな記事を読んで、初めて購入したのがこれ。
いま考えると、磯リールじゃあなくて深場の底物釣り用なのでしょうが、これを使って投げてた。
3、40ぐらいは飛ぶ様になったでしょうか。
糸が繰り出されるスピードとスプールの回転数のギャップによって引き起こされる道糸のバックラッシュ。
これが怖くって遠投はできなかったし、適度にスプールの回転を抑えてやるサミング技術も上手く通じませんでした。
d0007653_9381083.jpg



目立った傷もなく"中古新品"みたいな輝きを取り戻したのは、投げるのがへたくそな理由をコイツのせいにして、すぐに買い換えちゃったためでしょう。

購入したのが東京五輪の年だと仮定して眠り続けること四十四年のリールです。
デッドストックの中にも、こんなに具合よく回転するリールは残ってないのじゃああるまいか。
メーカーは昭和三年に国産初のリール作りに成功し、一部の特権階級だけの娯楽だった釣りを、庶民レベルにまで広げたオリンピック社製。
初代社長、創業者の植野善雄氏にはこんな本(← ←)があるんですが、見付けられないまま本屋も古本屋も無い町に引っ越してしまった。
オリンピックなるメーカーも消えちゃったし、読んでみたい本も見つからないし・・・・・。
磨き込んだはいいけど、使う機会は皆無のリールでもある。
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by molamola-manbow | 2013-01-18 10:22 | 潜り・磯釣り・海 | Trackback | Comments(0)
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