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2013年 03月 09日

春カサゴ

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ウロコと内臓を取りさった身に二筋の飾り包丁を入れてもなお、大きく跳ねて俎板からの脱出を試みようとした春カサゴです。
何処に移動しても波しぶきでびしょぬれになりそうな強烈な南風の中での釣り。
正味三十分ほどでしたので途中のスーパーで買った餌、烏賊の刺身も沢山余ってコイツも夕食のオカズとなった。
釣果はこの一匹だけ。
磯の潮たまりに放り込んでいましたのでピンピンしてて、リリースすることも考えたのですが旬の春カサゴの味の方が勝った。

最近、芥川龍之介の短編集を読み返したばかりなんです。
俎板上で跳ねるでしょ。
すぐに『蜘蛛の糸』が頭をよぎって、普段は考えないで包丁を入れるのに「人間はむごいな~」
「蜘蛛の糸のオッチャンはたった一匹踏み潰すのをやめただけ。オイラは何匹もリリースしてるな~」
そんな考えも料理中には頭をもたげましたっけ。
頬の肉も、目玉の周りも、残らず食べつくして供養です。
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by molamola-manbow | 2013-03-09 08:22 | 潜り・磯釣り・海


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