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2005年 04月 13日

  Maori Wind

d0007653_038678.jpgd0007653_0382174.jpg象牙の端材を使ったペンダントヘッドを作っては、友人知人に配りまくった時期がある。
モチーフはかつて、本当の本物を持っていたNewZealand-MAORI の古い古い『マタウ』(FISHING HOOK)。
1980年代の初頭のことだ、40 日ほどをかけてNewZealand を旅する機会があり、この時に手に入れた。
モノは鯨の骨でこしらえた骨董。
アンティークショップのオヤジの言を信用するなら、「200年~250年ぐらい経っている」
たしかに、目を大きく見開いて舌をベローンと出す、MAORI 独特の歓迎の儀式の表情を、ハリの軸の部分に彫刻してある逸品で、南島の南端インバカーギルで見つけた。
オークランドのメインストリートに海を背にして立って左手方向を見やると、小高い丘の上にオークランド大学のキャンパスが広がっている。
その奥の公園内に自然史博物館が建っていて、MAORI-HOOK のコレクションに出会える。
南島の南端の町インバカーギルのアンティークショップで見つけた私のそれは、博物館の収蔵品に勝るとも劣らなかった。
劣らなかった、と過去形なのは、その大切な宝物をトイレに落としてしまったためで、自作するようになったのも無くしたことがキッカケです。
d0007653_13311759.jpg「ステキ!」と言われて「欲しいならアゲルヨ」と首から外す。
マンボウの携帯ストラップに気が付いて、「今度イルカを作って」な~んて注文が入る。
気が付くと周囲の友人知人が、首から釣り針ぶらさげることとなった。 NewZealand に鉄器が入るのは、1769 年のクック船長の探検以降に違いないから、ごくごく近世になってのことだ。
MAORI の人々が鯨の骨や黒蝶貝の殻で作った釣り針は、まだまだ土に埋もれることなく残っているはず。
アンティ-クショップを巡り歩いて、素敵な本当の本物のMAORI HOOK に、もう一度出会いたい。
首の周りを動物の骨や貝殻を加工したペンダントで飾る風習は、ポリネシア民族に共通のものらしく、TahitianHawaiianの間にも残っている。
Tahiti の土産屋ではプラスチック製、Hawaii のサーフアーショップなどで売られているモノも機械による型抜き製品が多い。

d0007653_039403.jpgd0007653_0392293.jpgできばえは私の作ったものと似たり寄ったり。
鉄の無い時代に時間を掛けて削り込んだ温か味や無骨さがありません。 
MAORI HOOK に話を戻すと、これには千差万別のデザインがあって興味は尽きない。
本当の釣り針も、対象魚毎に大きさや形を変えるのだから、MAORI HOOK のデザインに変化があっても不思議はない。
しかし、MAORI HOOK には釣り針とはまるで形の違う、棍棒状のものや槍の穂先状のものまである。
生きる糧を得るために使っていた道具としての釣り針が、次第次第に神聖なものへと変化を遂げる。
釣り針が極めて重要だったからこそ神聖視されるようになったのd0007653_0395825.jpgだろうが、持ち主の指針やモットーを示すお守りの意味を持つようになる。
形の違いを言葉で説明するのは難しいが、「Maori Wind 」,「Regend 」,「Spirit 」,「Sea Heart 」,「Doom
などの形がある。
私の作品の中で、MAORI HOOK のデザインに類似しているのは左上から二番目。
このデザインには「Spear (槍)」の意味が有るらしい。
マンボウ大好き人間、Hey Manbow の携帯電話も、もちろん自作のマンボウ。
サメやイルカは多少雑に作っても誰にでも判る形をしているし、削り出すのも簡単なために、こちらも数多く作って配布しまくった。
マンボウの下にぶら下がっている銀器は首から提げる中国のピルケースで、真ん中からパカッと割れる様にできている。
中には小さく折り畳んだ非常用?の一万円札を入れている。
d0007653_20253843.jpg  旧札のはずだから、新札に換えなければ・・・・。

←仲の良いHey ManbowMiss Manbow                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

話は脱線するけれどポリネシアには「R 」の発音が無い。
Honolulu、Aloha、Lei、Hula ・・・。
それなのに「MAORI 」とは・・・。
なぜ「MAOLI 」と表示しなかったんだろう?

さらに脱線して、RUGBY には『2』の背番号をつけるHooker というポジションがある。
Football のイメージから、足に関係があるように想い、Fooker などと綴りがちだが、スクラムの中のボールを、足で"引っ掛け"て外に出す役割の釣り針である。
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by molamola-manbow | 2005-04-13 00:43 | ホビー


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