2014年 03月 24日
その中心が『ばんやの湯』、ナナナント、国道沿いには『ばんや市』(安房郡鋸南町保田)などと言う電光板まで設置されていました。 『ばんや市』とはそこの漁協が直営する温泉や土産物屋さん一帯の愛称らしく、お風呂に入り、これまた漁協直営の食堂で新鮮な魚介類に舌鼓を打つ。 大層人気なのはヨット、モーターボートでも横付けできるポンツーン(浮桟橋)も備えていて、海からのお客さんも大勢おいでの『海の道の駅』を持ちます。 これも賑わいの元なのでしょう。 一泊料金二千円と廉価な係留料も魅力です。 その『ばんや市』を目指し、葉山マリーナを出航する32フィート艇・『MESTICA 』(スペイン語で混血)』にちゃっかりと便乗してきた。 「クルーに空きがあるようなら乗せてくれ」の申し出を聞き届けて呉れて、ほぼ定員(12人)ギリギリの滑り込みです。 前回の葉山~熱海クルーズで面白い体験をさせて貰ったヨットだと言うことの他に、『ばんや市』にはもう一度海からお邪魔したい理由があった。 漁協直営の温泉兼食堂の入り口に大きなパネル写真が貼られているんです。 そのパネル、ローマ風呂を写した作者こそ、今日二十四日から銀座のギャラリーオカベで回顧展を開く写真家・久我耕一の作品なのです。 久我耕一とのダブルハンドで、わざわざ富浦から木更津へとヨットでハゼ釣り。 「車で来い」との申し出を断って、ヨットで出掛けたついでに立ち寄ったのが『ばんやの湯』の最後でした。 その二か月後に久我は急死しましたし・・・・・。 「おまえは健在であったか」と、写真には一瞥だけですけどね。 『MESTICA』のクルーの皆さんに「この写真はね」とも、作者のことには触れませんでしたが、シカと頭に刻んで帰って参りました。 『ばんやの湯』を訪ねた時は、是非、玄関正面のパネルをご覧あれ。 女湯と男湯を分ける壁の部分に設置されております。 そして今日からの『風景の狩人 久我耕一展』(⇩ ⇩)にも足をお運びを。 世界を撮り巻くって歩いた男の足跡展です。 作品は日替わり展示されます(⇩ ⇩)
by molamola-manbow
| 2014-03-24 07:30
| ヨット
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