2014年 05月 26日
熊本と島原半島に挟まれた内海、有明海で活躍中の漁船・打瀬船です。 どの様な形をした船なのかが知りたくて・・・・・。 この船の漁法は巨大な熊手付きの網を海底に降し、そいつで底を引っかきつつ進んで貝類等を捕獲する一種の底引き船として使われる。 船を船首方法に進ませるのではなくて、風を受ける帆を切手の様に張り、横向きで船を進める。 波の静かな瀬戸内海で発展した船と漁法、明治期には全国津々浦々まで広がったと言います。 この漁法の簡単形、関東でも垣間見ることが出来る。 同じように横向きで船を進めて網を引き、表層の小魚を獲らえる霞ヶ浦の帆曳き船(➡ ➡)がそれです。 この内海用の打瀬船を用い、今から百と二年前、明治45 年(1912 年)にアメリカまで行っちゃった船頭さんが居るんだと言います。 堀江謙一青年の『太平洋ひとりぼっち』に先立つこと半世紀、最初に太平洋を越えた先駆者は、豊後水道に突き出た愛媛・佐多岬の付け根に位置する八幡浜で、打瀬漁を行っていた吉田亀三郎船頭、45 歳の時でした。
by molamola-manbow
| 2014-05-26 09:34
| ヨット
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