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2014年 07月 16日

  うちわ

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街をあるいていると手渡されそうになります。
パチンコ屋さんだったり、銀行だったりの宣伝団扇、商店街が配ったりもするビニール製のアレです。
世の中は扇子に団扇から扇風機へと変わって今はクーラーの時代、もう実用の具として働いているのは焼き鳥屋さんぐらいになっちゃっいました。
でも、竹の骨組みを漁網の切れっ端で補強して、和紙にも柿渋を縫った丈夫な渋団扇(ボロボロになった右端のヤツです)、餓鬼時代には何処の台所にも一つや二つは転がっていたものでした。
居間にだって二本や三本、少々見映えを良くしたヤツが・・・・・。

何故か捨てられません。
捨てられないどころか、使うことなどもうないのに買っちゃったりもする。
「すぐに飽きて見向きもしなくなるのに」なのですよ。
扇子に対しては一度もそんな気持ちになったこと、無いのですよ。

夏祭りで風を神輿に送る大団扇のほぼ二倍、そんな巨大団扇を鹿児島の農家で見たことがあります。
どうやって用いていたでしょう?
農具として使っておりましたよ。
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刈り取った稲穂からお米を落とす写真の機械、『足踏み脱穀機』を用いる際に使ってた。
巨大団扇で風を送る対象はこの足踏み脱穀機。
お百姓さんも涼しくて楽ちんになりますが、籾以外の稲穂の先っぽなどを吹き飛ばすために使われておりました。
涼をとるため、火を熾すために用いられてきた団扇、そもそもは『うちは』と言ったらしい。
目の前をうるさく飛び回る虫を『打ち払う』ための道具、あるいは大相撲の行司が持つ軍配等、威厳や身を守るための武具の一種として用い、堅い木製であったり、鉄で作られていたらしい。
川中島の戦いで上杉謙信の刃を防いだ武田信玄、鉄扇で刃を打ち払ったのでした。
団扇も扇も元は武具・・・・・?

団扇好き、オイラの背景にあるのは、保ちたい威厳でしょうか?
竹の製品、細工が好きなだけだと考えておりましたが・・・・・。
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by molamola-manbow | 2014-07-16 12:09 | ホビー | Trackback | Comments(2)
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Commented by antsuan at 2014-07-16 18:25
「うちは」は、七輪でのご飯焚き、風呂の薪を燃やすのに、欠かせないものでしたね。
Commented by molamola-manbow at 2014-07-18 11:24
antsuanさん、お久し振り、ケンケン釣りのシーズン到来、釣果のほどは如何でしょう?
昨今、七綸を探すのにも苦労します。
もう使わないだろうと引っ越しの際に捨ててきて、「仕舞ったな~」
まだ使い道がありました。


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