2014年 07月 18日

  明治の姿を残して

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国道 号線が小田原市内でカクカクと90 度で二度曲がるその角際に、明治の姿を色濃く残して佇んでいる日本料理店・『だるま』です。
現在の濠の外側にも、お城を囲む「外堀が切られていたのかも~」の地域にあって、建物は国の『登録有形文化財』扱いを受けている。
玄関天井の欄間の彫刻、遠くから眺めただけですが、とっても重厚に見えて、「そのうち入ってみることになるだろうな~」の魅力があります。
外からの眺めだけですが、内側の佇まいも気になる建物なのです。
街中でモノを喰らう、こんなことはほとんどなくて、我慢ができなくなったらお蕎麦屋さんに飛び込む。
ほぼ半世紀、そうやって過ごしてきたので、こうしたお店に入るには、勇気と助っ人を必要とするんです。

その、まだ入る決断の付かないお店の周りを、グルリと一周して見付けた古色然の写真がコチラ(⇩ ⇩)。
「小田原にも市電が走ってたのか~」
「黒塗り自動車ズラリはかつての国会周辺の料亭だ~」でしょ

d0007653_993380.jpgd0007653_995077.jpg市電も黒塗りも、今は昔の光景です。
この辺り、かつての小田原の繁華街、90 度で国道が曲がるココが銀座の四丁目であり、『だるま』は『和光』であったはずですが、今では人通りもまれな通りになっている。
東海道線の小田原駅とは、800 メートルほどしか離れていないのですが・・・・・。
市電の廃止、昭和31 年だったといいます。
現在も三軒茶屋~下高井戸間だけが残って居る東京の玉電同様に、小田原の市電も民間の運用。
名称を『箱根登山鉄道市内線』と称していたらしい。

小田原に限らず、市電を廃止しちゃった地方都市、「仕舞ったな~」の後悔でしょうね。
人間、歩かなくなって、ほんの少し離れるだけでもうそこまで行こうとしない。
モータリゼーション、これって駐車場を必要とするんですよね~。
「市電があったらな~」の典型都市になって、人が歩いているのは駅前の一角だけが小田原です。
国道沿いを街角毎に止まりながら小田原の二駅先、国府津駅まで行けたらしいのですが・・・・・。
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by molamola-manbow | 2014-07-18 09:50 | 今度は地元真鶴 | Trackback | Comments(0)
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