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2014年 08月 04日

  生き長らえて御座ったか

夏休み明け、小脇に抱えた空き箱の中に、待ち針で止めたコイツが有るか無いかでググ~ンと見栄えは違いましたっけ。
小学生の自由研究の定番、昆虫の標本集め。
正倉院御物・玉虫の厨子に名を残すだけになっちまっちゃあ、ならねよ~のタマムシです。


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部屋に蚊帳なるものを吊り下げて眠った昭和の二十年代、裸電燈の灯りに誘われてひと夏に二匹や三匹は飛び込んできていました。
それでもひと夏数匹は貴重な昆虫です。

姿を見なくなってから半世紀、いやいや、六十年以上の月日が流れて記憶から消えそうになっておりました。
死骸に向かって言う言葉じゃあないけど、「ご無事で御座ったか」で御座います。
乱開発の中で、密かに生を長らえて来ていた、って~ことですもの。

そのうち元気な野郎に出合えるかもしれません。
真鶴は半島と呼ぶには貧弱過ぎる出っ張りですが、その先っぽは三百年不斧(ふふ)の森に覆われている。
萱の穂が覆うだけだった小さな半島に、人間の手が加わって江戸時代に植林した森。
生を長らえられたのは、この森のおかげかも知れません。
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by molamola-manbow | 2014-08-04 10:28 | 犬・猫・蛙に動植物


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