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2015年 02月 19日

  徘 徊 魚

普通に魚屋さんの店頭に並んでいますし、スーパーでは生きたまま売っていたりもする。
小さな岬を相模湾に突き出した真鶴の海、ひょっとすると有名生息域だったりするのかも、と思うほどによく見掛けます。
そんな訳で寿司屋さんで刺身にして貰った。
フグ同様の薄造りで出てくるものと思いきや、何の変哲もない厚切りです。
それが、甘さがより加わる感じで、この上なく旨い
薄造りにして出すのは、より高級なお魚に見せるためのお店の戦略であったに違いない。
と思うほどに普通の刺身で喰らった方が美味しいことに気付かされた。
d0007653_23224588.jpg
ホウボウ、こんな形でお皿に乗せられると、少しばかりグロな感じを受ける御仁もおいででしょうが。
でも、水族館以外では目にする機会の少ない魚ですからじっくり観察です。
大きく広がるむなびれでもって海の底を滑空し、小さな獲物をパクリ。
そのために口は下向きに付いていますし、海底を這いまわるための脚まで発達させた。
むなびれの下側三対の骨を独立させ、脚へと変化させた進化の妙。
d0007653_8565480.jpgコイツにはデツカイむなびれ以上に感心させられます。
むなびれとは少し離れた所からニョキッですもの。
姿、形がまるで昆虫の六本脚とそっくりですので、「お前さんの祖先は陸から海へと戻った虫の仲間じゃあないのかい?」と問いたい姿です。

むなびれを脚へと進化させたお魚にはイザリウオもおいで。
こちらは欲張って口の周りでチラチラさせて小魚を誘う釣竿まで作っちゃっいましたので、脚への気配りが疎かになりましたね。
ヨチヨチとでしか歩けませんもの。

愉快な地方名、キットあるに違いないぞ、と思いまして帰宅後に『新訳・魚名考』を引っ張り出しましたが、ありませんでした。
コイツは意外、漢字表記は魴鮄。
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by molamola-manbow | 2015-02-19 09:12 | 犬・猫・蛙に動植物


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