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2015年 03月 13日

  島影にいる分には・・・・・

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北海道の北端・稚内市の右と左に出来た双子の温帯低気圧は、日本列島上に細かい縦縞の等高線を沢山刻む爆弾低気圧へと発展して、南の端九州までを季節外れの春の嵐に巻き込んだ。
勢力は次第次第に治まって、もう大丈夫だと読んだ三日目(12日)の湘南の海、それでも風速18mの烈風を吹き散らかしました。
気温は15度近くまで上がっていた筈で、キラキラと海を輝かせる陽光だけは春、ワイヤー類が唸る度に首をすくめる体感気温は真冬のショートクルージングです。
南西風の裏側、江の島の島陰を走る分には少々〝波っ気”の有る海で済むのですが、ひとたび島陰から出ようものなら、ドッカンドッカンと波が船体に打ちつけ、その度にド派手な飛沫を浴びまくります。
そんな荒れた海で何をしていたのか。
ジブセールと呼ぶ前帆のもうひとつ前に展開させるスピニングセールの上げ下ろしと、スピンターンをいかに素早くこなすかのシャドートレーニングです。
本来ならスピンセールを実際に揚げて、その操作のノウハウまでをおさらいし直す筈だったのですが・・・・・。

d0007653_9303383.jpg乗艇は何時もの『OmOO』、YAMAHAの25ft艇です。
我々と同じように、「もう治まるであろう」と読んでやってきた学連ヨット部の皆さん、港湾事務局から出艇禁止を申し渡されて陸上トレーニングに切り替えたために湘南の海にこの日浮かんでいたのは『OmOO』一艇だけ。
『OmOO』だって、ディンギーにキャビンを付けた程度の小型クルーザーですから、"揉まれまくって候”の一日でした。

それもこれも、5月16日に城ケ島沖で開かれる『KENNOSUKE CUP』のためです。
20回目のメモリアルレースとなることし、42ft艇・『HINANO』が長躯長崎から殴り込んできます。
その助っ人クルーとして何人かを送り込まなくてはなりません。       緩んだ筈だったのに・・・・・(⇧ ⇧)

誰が選抜されて乗艇するか。
そいつはまだ判りませんが、誰が選ばれても助っ人が足を引っ張る様なことだけはしたくない。
そんなためのトレーニング、昨日は助っ人の助っ人一名を加えた総勢五人、セーフティーラインをデッキに張り直してハーネスに繋ぐ重装備で臨みました。
強風の中でスピンを展開させるケースは御座いませんが、上下に揺れるバウでの作業が主でしたもので。
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▼艇名の『OmOO』(オムー)とは、19 世紀中葉の米国の作家、マービン・メルヴィルの書から採った江の島・黒潮ヨットクラブの小型クルーザー。
白鯨同様にメルヴィルが実体験を下敷きにして描いた代表作のひとつ。
マルケサス諸島近辺の言葉で、『海の放浪人』を意味します。
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by molamola-manbow | 2015-03-13 09:11 | ヨット | Trackback | Comments(0)
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