2015年 05月 29日
広島県尾道市の沖に浮かぶ因島の南に、弓削、生名、佐島、岩城と、四っの島が並んでいます。 ”上島(かみしま)四兄弟”の愛称で呼ばれる愛媛県の島、広島の因島vs弓削島間は、大声を出せば話しが通じそうな 距離ですので、てっきり因島と同じ広島に所属するものだとばかり・・・・・。 瀬戸内海に散らばる無数の島々、ことほど左様に所属は難しい。 骨休めの一泊をとった弓削島、すぐそばを尾道市と愛媛の坂出市を結ぶ『しまなみ海道』が通っています。 しかし、大層疲弊した街だな~と感じた。 観光道路から除け者にされている上に、四兄弟間もまだ岩城島が繋がっていなくて、「せめて四兄弟だけは橋で結ばれたい」と思っているのが四島の願いです。 この願い、HINANOクルー六人も、早期実現を願いましたね。 疲弊の極みたいな街なのに、街びとの空気は正反対なねです。 1トン10円の海の駅ポンツーンの繋留代。 スーパーでの買い出し量を見かね、自家用車での配達を買って出た買い物客、何気なく交わす「お早う」、 「今晩は」の島民との挨拶にも、全てに他では感じられない暖かみが有るんです。 ポンツーンの真ん前が上島庁舎弓削役場。 その一階に併設されている居酒屋さん『ととや』と、『町民プラザ』。 島民の憩いの場から『ととや』さんは、両開きのドアを押すか引っ張るだけで繋がるんです。 こんなアットホームな町役場、他にあるんでしょうか? 役場のトイレは一晩中開いて居ますし・・・・・。 一日500円也のレンタル自転車で、三つの島のサイクリング、 疲弊はしておりますが、とっても優雅な感じになれる島で日がな一日中・・・・・ 京の都がお取り寄せした、藻塩で栄えた平安朝からの歴史を持つ島なのだそうです。 疲弊はしているものの、何処かおっとりしているのは長い長い歴史、その様に感じました。 ”とっても”付きの良い島、皆さんそう感じるのでしょう。 使われて居ないフェリー桟橋を含め、繋留出来るヨットは八艇が精一杯の小さなポンツーンですが、 本日28日の繋留艇は5隻。 素敵な島だと言う事、知られているんですね~。 タモ網で烏賊の掬える島。 夜になると、長いタモを片手のおじさん、おばさんがポンツーンにやってきます。 アオリ烏賊が接岸するんだそうです。 優雅に休んで、明日は04:00分台離岸です。
by molamola-manbow
| 2015-05-29 00:23
| ヨット
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
タグ
長崎・HINANO(65)
Hinano(53) カエル(27) 魚店・きなり(21) カラス(21) 燻 製(19) 干し柿(18) 古代カヌー(15) ワン公(14) t's Bar(9) 零余子(9) vunvalley(8) ジェシカ(7) Vunvalley(7) マンボウ(5) ザクロ(5) 鯛の餌(5) ロック バランシング(4) HINANO(3) フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||