Hey! Manbow

heymanbow.exblog.jp
ブログトップ
2015年 06月 08日

  HINANOの里帰り 番外③

d0007653_0112961.jpg
HINANOに悪さを仕掛けて来た流れ藻の正体はコレ(⇧ ⇧)、からだ中に気泡を付けてプカプカと漂う様に出来ているホンダワラです。
ペラに絡まって船を止めるだけじゃあなかった。
バウから流す簡易トローリングの針にも引っ掛かり、しょっちゅう釣りの邪魔をしてくれました。
復路ではホンダワラとススキに似た細長い葉を持つホンモクも加わり、ナガ~イ帯状となって潮目毎に漂ってくる。
この帯と塊りを避けてのクルーズが終日です。
今年の海底は、ワカメやカジメの昆布類を含めた海藻が例年になく繁茂した、生物群には大層恵まれた環境にあったのではないか。
その様に想像すれば多少は腹も治まりますが、ペラに絡まったホンダワラの除去に、計十回も潜ることになりました。
往路の前半は岡元俊一スキッパーが三回、その後は船端研ボースンが・・・・・。
東京から参加の我々はその都度シラ~ンプリを決め込んでだ。
「スミマセン」
d0007653_6244158.jpg復路に入ってペラに絡ませる回数を減らしたのは、交代でバウに立った見張り。
「我れ、天職を見つけたり!」などとのたまって積極的に見張りに立ったのは喜寿を迎えた松尾誠吾機関長(⇦ ⇦)でした。
「面舵~」、「取舵~」を伝える手の動作に、「ヨ~クかわした、そのまま直進」の動作が加わって、日舞を見て居る様に優雅に流れ始めたんです。

バウトップに収納庫が有ったウインドラス(揚錨機)を船外に出したがために設けたカバーが見張り台です。
荒れる日が復路には御座いませんでしたので、復路では必ず一人、見張り台に立ちました。

こんな絵を描かれちゃった(⇩ ⇩)のは復路から参加の東京組・松橋秀雄料理長。
見張り台に正座するのは彼一人でしたね。
コックピットでも、キャビンのソファーに座って居ても、ご飯を頂く際は必ず正座するんだ。
「こうして居た方が楽だ」と申すんですよ!
絵の作者は同じ東京組の峰島新太ボースン。
小さな手帖に常に周辺の地理や風景を記しつつクルーズして行く。
35日間を克明に覚えているのは、「キット峰島ボースンに違いない」と思っている。
ホンダワラ、米俵、そしてその次の言葉は『アリガトウチガイマシタ』と書いた。
クルージング中の流行語です。
「有り難う御座いました」を、上記の様に覚え込んじゃった子供のお話しから、HINANOの中では何かと使われ続けた。
d0007653_23573759.jpg
                                潜りまくった船端ボースンd0007653_89620.jpg
水面を漂って悪さを仕掛けてきた流れ藻、被害者はHINANOだけじゃあなくて、韓国・アリランレースに参加し、KENNOKUKE CUPへと取って返したレース艇『Sun of Bacchus』にも被害が出た。
コチラはたった一度絡みつかれただけですが、その一度が凄い。
絡みつかれた遠州灘は、台風6号からのうねりが激しかった時期でした。
しかもシングルハンドで戻る最中だったのです。

こんな塊りとなる流れ藻(⇩ ⇩)、生物界には無くてはならないモノらしい。
この中を棲家とする甲殻類、ブリやカツオ等の海洋魚も、稚魚時代をココに隠れて成魚へと成長する。
大量の流れ藻が発生した今年、数年後には各地から大漁報告次々、と思わねば。
松尾機関長も船端ボースンも、釣りを趣味としております。
d0007653_854258.jpg

[PR]

by molamola-manbow | 2015-06-08 08:29 | ヨット | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://heymanbow.exblog.jp/tb/21859619
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<<   HINANOの里帰り 番外④        HINANOの里帰り 番外② >>