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2015年 07月 19日

  極小釣り針への挑戦

法政大学出版局の『ものと人間の文化史』シリーズのひとつ『釣針』(直良信夫著)を本棚から抜き出したのは、中に収められている骨角釣り針の写真にあった。
篠遠喜彦博士(ハワイ・スミソニアン博物館)の収集品、ポリネシア諸島の遺跡を巡って集めたタ~クサンの骨角釣り針が収録されているので、その中なら次作のモデルを探し出そうと思いまして。
前回制作の骨針二個は、一か月間も流し続けながら釣果ゼロ匹でしたので、「モデルを変えてもう一度」が狙い。
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でも、写真の中から一個を探し出せば終わりの筈だったのに、ところどころを再読することになって、アル文章に引っ掛かってしまった。

いわく、
犬や猫のようなけだものは、生後間もないころから、だれに教えられないでも、水に浮かんだで泳ぐことを知っている。
ところが、人間はそうはいかない。
泳げないだけでなく、水面にさえも浮かばない場合が多い。
これは人間が水との生活に縁をたって、あまりにも長い時間がたっていることをしめしているといえよう。

直良博士と言えば、明石原人の発見者、考古学の世界では知らない人が居ないほどの有名人です。
何一つ疑問など持たずに「フ~ン」の連続で一度目は読破したのですが、拾い読みで引っ掛かった。
おぼれたことのある経験者としましては、「なるほど、なるほど」の文章ではありますが、水との生活に縁をたって、あまりにも長い時間うんぬんの最後の部分に「そうかな~?」。

やっぱり一度書いていました
生まれてこの方、地上にさえ出てこないのがモグラでしょ。
そいつがオリンピックの金メタル泳者も顔負けのスピードで泳ぎ去ったのです。
そんな訳で、水と縁を切った時間の長短では、泳ぎの出来不出来は説明できないぞと。
敵の多い地上での生活に見切りを付けて、モグラが地下に潜った時期は?
ホモサビエンスの『出アフリカ』の時代には、モグラもすでに地上生活に見切りをつけて、地下に潜っていたのじゃあないかな~?

次の骨角釣り針作りは石鯛針の14号程度の大きさにしようと考えている。
従来の針とは比べ物にならない小ささですが、それで磯から竿を出します。
昨今の磯は石物は言うに及ばず 、2 キロクラスのメジナでさえも掛かるのはまれ。
ケンケン釣り以上に難しい釣りとなりますが、「石器時代に戻って・・・・・」がユメですので。
釣れなかった骨針はペンダントに化けています。
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by molamola-manbow | 2015-07-19 10:33 | ホビー | Trackback | Comments(0)
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