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2015年 10月 31日

  キス釣りの外道・メゴチ  

遥か遠く、 2 0 0 メートル越えの遠投をこなす猛者もおいでらしい。
砂浜からのキスの投げ釣り、オイラ達、新宿魚連の仲間の飛距離は、気張って投げても 1 2 0 メートル程度でございますが・・・・・。
その 10 0 メートルもの彼方から、明確な魚信を竿先に伝えてくるキス釣りの外道がコレ。
端正で美しいキスに比べてコノ厳めしさでしょ。
「な~んだ、メゴチかよ」などとのたまって、ポイと波打ち際に捨てちゃって、引き波がさらって行くにまかせる釣り人までおいでの魚です。
土地によってはネズッポ、ノドクサリ、ヌメリゴチなどと呼ばれますが、正しい魚名は『メゴチ』ではなくて『ネズミコチ(あるいはゴチ)』であるらしい。
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その『ネズミコチ』の中に、極々まれに鼻を突く悪臭を放つ個体が生まれるらしい。
悪臭だけでなく、苦味といいますか、辛味といいますか・・・・・。
焼いても煮ても消えないイヤな味がして、無理をして喰らうと食中毒を引き起こす。
釣り上げると嫌な臭いが周囲に広がるほど強烈なんだと申しますから、持ち帰る釣り人は居ないだろうと思いますけどね。
1 9 7 0 年代の後半から 1 9 8 0 年代にかけて、東京湾口・神奈川・金田湾ではそれなりの頻度で釣れたらしい。
伊勢湾で釣れたメゴチから中毒患者が出た例のあるので、金田湾産が悪さを仕掛ける元凶と言う訳でもないようです。

ほぼ半世紀、釣りにいそしんで来たオイラは、まだ一匹もクサ~イ個体を釣り上げた経験がない。
味が淡泊過ぎるキスよりも、メゴチの甘さを好みますが、もちろん食中毒を起こしたことも。
でも、嫌な臭いがしたらポイのお魚だと言う事、覚えておかなければなりません。
舌を噛みそうなメチルメルカプタン、ジメチルサルファイド、ジメチルジサルファイドなどの硫黄化合物が検出されたらしい。

赤い矢印で示した鰓蓋の上に突き出た突起物、通常の個体は真っ直ぐなのに、クサ~イのが混ざる確率は枝分かれしたヤツに( ⇧ ⇧ )多いようです。

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by molamola-manbow | 2015-10-31 10:21 | 潜り・磯釣り・海


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