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2015年 12月 25日

  咲いた咲いた・・・・・

F i s h i n g C a f e 』なる釣り雑誌があるのをご存知でしょうか?
釣り具メーカー・シマノが年に四回発行している季刊誌です。
自社製品の宣伝など一行たりとも書かれたことがないし、釣り方、仕掛け等々を仔細に解説などもしない。
釣をロマン、文化としてとらえて、各界の釣り好きにその想いを紀行文、随筆で語らせたり、釣り具の歴史を特集して創っている。
一足早く 2 0 1 6 年の w i n t e r 号が出たので、発刊四年目突入の雑誌です。
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その最新号の執筆陣の中に、青い目の詩人アーサー・ビナード( 42 )の名前を発見した。
漢字に興味を抱いて来日し、瞬く間に日本語をマスターしちゃって文章を日本語で綴る。
そうやって中原中也賞ほか、詩や随筆で出版局の文学賞を総なめ中のアメリカ人、無類の釣好きとしても知られている。
でもね。
東北大震災の被害地での講演会で、その演題に『さいたさいたセシウムがさいた』と付けて「不謹慎だ」との総スカンを食らってるんだ。
確かに不適正な演題ではある。

もう一度、でもね。
小学校一年生の国語の教科書(大正期)の一ページ目に載る有名な一文、『さいたさいたサクラがさいた』を知っていたこと自体、大した勉強家であることを認めなければならないし、セシウムと桜を掛けた演題にも、意味があったのです。
彼は自然界に及ぼす原発の影響についても調べていて、その標本として日本を代表する花、桜を選んでいた。
再稼働が決まった鹿児島・川内の原発ほか、福井、女川、美浜、東海村・・・・・。
原発の近くに植わる桜の一本を標本木と定めて、花を観察し続けたのです。
その結果は、原発から遠く離れた桜には起こらない異常、花弁の数が増えたり、形が違ったり。
そんな異常花弁が数多く発生しているのに気づいた。
講演の内容もその様な話し。
原発の恐ろしさ、不気味さを、日本人がこよなく愛してやまない桜にかけて話したかったのです。
その意図を演題にかけていたんですね~。
確かにギョツとする演題だけどね。

話を緩めて。
オイラには創刊号からコチラ、なぜか『 F i s h i n g C a f e 』が送られてくるんだ。
釣りの大名人に敬意を表してのことなのか?
『組長』などというニックネームに恐れをないてのことなのか?
                               創刊号と最新号
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by molamola-manbow | 2015-12-25 11:00 | 潜り・磯釣り・海


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