2015年 12月 28日
最初の疑問は「あの時、フカヒレは食らったかな~?」でした。 マーボ豆腐が旨いって~んで、コイツは食らった。 その他の料理に関しては覚えがない。 南半球一周へと旅立つヨット仲間を、「いいな~」と羨やんで送った横浜中華街での食事会、イロイロ食らったはずなのに思い出すのは豆腐だけ。 そこから考えが「何でサメヒレスープと名付けないんだ!」みたいな、とんでもない方向に飛躍してった。 世界最大の魚類・ジンベイザメ、コイツのことを知っていたなら、太古の日本人はジンベイワニと呼んだであろうな~。 今でもサメをワニと呼ぶ人は山陰地方の極々一部においでで、"因幡の白兎"の伝統を守っていらっしゃる。 名称は古事記( 7 1 2 年 )ではワニからフカと名前が替わったのに、日本書紀( 7 2 0 年 )ではサメの表示へ。 目が細いから狭目(サメ)、身体に斑や斑点がある魚だから斑魚(フカ)と呼んだと、魚類考の著者は述べておいでですが、定説はないらしい。 「何故だろう?」の定説が無い名前、日本書紀の記述をそのまま受け継いで今日に至るらしい。 そんなこんなは『新訳 魚類考』(栄川省造著)の受け売りですが、爬虫類のワニが日本に登場するのは大正時代後期( 1 9 2 3 年 )の別府温泉で飼育を始めたのが最初であるらしい。 サメの古語を盗んで『ワニ』と名づけたんですね~。 日本には▼ゾウ( 1 4 0 8 年 )▼トラ( 1 5 9 0 年 )▼ライオン( 1 9 6 7 年 )の順で入ってきたようですよ。 歌川国芳のサメの浮世絵、鋭い歯を除けばコイですね。
by molamola-manbow
| 2015-12-28 10:44
| 犬・猫・蛙に動植物
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