Hey! Manbow

heymanbow.exblog.jp
ブログトップ
2016年 02月 03日

  真冬の下田

d0007653_1154762.jpg

熱海の一駅先(来宮)まで出掛けた帰り道、上りの電車を待っておりましたところ、こげ茶色に輝く新車の伊豆急が先に入って来た。
車内は一人、二人と数えられる乗客しかいませんし、海側を向いた伊豆急特有の車両スタイルを引き継いだ新車です。
そんな訳で、薄暮にはまだ一時間ほど間がありそうな時刻に終点・下田の街に降り立っことになっちゃった。
真っ先に訪れたのは『邪宗門』( ⇦ ⇦ )、久々の下田でお金を支払ったのはココだけでしたが、ドキッとさせる美味しいコーヒーを飲ませてくれるんだ。
お店に入ってすぐ横の、“専用シート”に何時も座っているオヤジの姿がなかったのは気になりましたが、黙って帰って来た。
娘さんとおぼしき年齢の中年女性が一人で取り仕切っておいで。
次に訪れた際には声をかけてみなければなりません。
d0007653_9361626.jpg

初めて下田に足を踏み入れたのは昭和 3 1 年( 1 9 5 6 年)の夏でした。
こんなことを覚えているのも、伊豆急の全面開通によって丸一日を要した都心からの日程が、翌年には現在と同じ時間で行けるようになったから。
同時に瞬く間に自然を汚しちゃう人間の業も知った。
大層便利にはなりましたが、伊豆半島は昭和 3 1 年を境に天国から並みへと落ちた。
伊東、修善寺から下田への行程は、山また山を一日掛かりで越えて、下田に入ってようやく海とのご対面でした。
遠望できる機会はいくらでもありましたけど・・・・・。

神子元島、横根等々の下田の沖根に通っていた時代の定宿・『松本旅館』と、夕食はココの『安直楼』。
お寿司屋さんの『安直楼』は、確か唐人お吉の生家であったような・・・・・?
いずれも看板は外されてた。
人の行き来は増えたのに、「何故だ!」なのですよ。
               松本旅館                                  安直楼
d0007653_10364774.jpgd0007653_10371396.jpg

下田で不可思議なのは市内を貫通して流れる稲生沢川の水深でしょう。
支流はゼロみたいな川だから、一駅上流の蓮台寺駅からは、くるぶしをようやく覆う程度の水深しかうかがえない。
それなのに河口は漁船ばかりじゃなくてヨットまでが楽々と係留できる。
真夏には川幅のほぼ半分までを係留ヨットが埋める。
その満々とした水量と、1 キロ手前との水深の差があまりにも有り過ぎるんだ。
川じゃあなくって“ 稲生沢湾 ”だね。
d0007653_111463.jpg

[PR]

by molamola-manbow | 2016-02-03 11:01 | 潜り・磯釣り・海


<<   爪木崎に立って        どんぐりの大木 >>