Hey! Manbow

heymanbow.exblog.jp
ブログトップ
2016年 02月 27日

  スッゲ~展示会

ススキ(薄)にスゲ(菅)にカヤ(萱)の類い、カヤツリグサ科スゲ属は地球上に最も蔓延している植物であるらしい。
中でもスゲは地球上に2,000種もあって、日本列島だけでも269種を数えることができるらしい。
その日本のスゲをゼ~ンブ集めて「どうだ~!!」と展示しているのが箱根への入り口、入生田(いりゅうだ)に建つ『生命の星・地球博物館』、残念なことに明日で終わっちゃう企画展ですが・・・・・。

d0007653_9284142.jpgd0007653_9285957.jpg
20万年前に誕生の地・アフリカを出て、南極大陸を除くすべての陸地にはびこっちゃった人類同様に、スゲも地球上のありとあらゆる場所で繁茂しているらしい。
ヒマラヤの高山にも、ゴビやサワラの砂漠にも、はたまた湿潤な豪州・クイーンズランドの熱帯雨林にも。

入り口で菅笠をかぶったキツネが出迎える『日本のスゲ勢揃い展』、集めも集めた269種のスゲを見て「あるある、昨日も269分の 1 種の先っぽを無意識に折った」と感じた。
確かにそこらで普通に見掛ける雑草ですが、そいつ269種をゼ~ンブを集めたのは植物分類学者の勝山 輝男(同館企画部長)です。
壁もガラスの展示テーブルも、すべてがスゲで埋め尽くされると「ギョッ」となります。
スゲの用途、今はキツネが被る菅笠ぐらいしか思い浮かばない草ですが・・・・・。
その唯一のスゲ用品だって、今や風前の灯みたいになっておりますが、菅田の苗字がある様に、かつては萱葺き屋根と同じ菅葺き屋根、ゴザ、袋、縄等々、沢山のスゲが使われたからスゲの畑もあった。
縄文時代の竪穴住居、屋根も床に敷くゴザもスゲであったと推測する。
稲や麦の普及速度は遅々としたものだったでしょうから、稲藁より菅、萱の藁ですよね~。
仔細に観察すると、茎は三角形をしてて、丈夫そうです。

20万年前にアフリカを出て地球の陸地を征服したホモサビエンスの 祖先を 辿ると、日本人、中國人、欧米人、すべての D N A は共通の1女性のDNAと共通しちゃう。
そんな学説があって、人類の共通女系祖先ということで『ミトコンドリア・イブ』と呼ばれる。
学説はこんな簡単な説明では解き明かせるものではないけれど、スゲの場合は 2 , 0 0 0 種類も!
もう少しスゲを知りたくって、勝山 輝男氏の著書・『日本のスゲ』を手に取りましたが、ナナナント6,000円近くも、即や~めた。
展示期間は明日だけのこの企画、入場料はタダ。
企画展は終了でも、箱根で一番寛げるのが『地球博物館』かもしれません。
全ての展示品をノ~ンビリ眺められるし、日本を席捲中の爆買さん達の姿も、ココまでは及ばない。

                         大雪山固有の『ヒメアゼスゲ』( ⇩ ⇩ )
d0007653_10313137.jpg

[PR]

by molamola-manbow | 2016-02-27 10:31 | 犬・猫・蛙に動植物 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://heymanbow.exblog.jp/tb/22924590
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<<   真鶴の街路樹の怪        花は運命を変えるんだ >>