2016年 03月 23日
『箱根七湯』と呼ばれていた真鶴半島背後の温泉は、新発見が続いてほぼ倍の温泉群の連なりとなった。 鉄路は湯河原、熱海と続いて、その先は"温泉半島"と改名したって通りそうな伊豆半島へとつながって行く。 下田と石廊崎の中間、長らく通っていた小漁村・田牛(とうじ)の町にも温泉はある。 『田牛で湯治』なんてキャッチフレーズはありませんが、民宿で温泉が楽しめた。 真鶴はタ~クサンの温泉群に囲まれているのに、お湯が湧き出ない街です。 箱根山塊を見ると、外輪、内輪、そしてその中央に小高い盛り上がりをみることができるので、「デッカイ噴火を三度起こしている」ことがうかがえる。 その箱根の噴火から流れ出した溶岩流の先っぽが真鶴半島。 周辺からは江戸城構築にも使われた小松石が産出される。 つまり、真鶴町は堅い溶岩流の上に堆積した薄い火山灰の上の街、何処を掘削しても岩盤にぶち当たって掘り進めないのだろうと・・・・・。 確かに「お湯が湧けばな~」の土地、半島は磯遊びにうってつけだから真鶴駅の昇降客はグイと伸びるに違いないのです。 でも、腕をこまねいているばかりじゃあない。 三軒の民宿に泊まってますけど、何処もべらぼうに料理が旨い。 特に海産物、「料理で勝負しかね~」と思っているのでしょう。 満足な看板だって出していない『からつ屋』さんも、さっきまでピチピチと跳ねてたんじゃあないかと疑いたくなるほど新鮮なアジの干物が朝食に出てくる。 並みの干物じゃないんだよな~。 一番の定宿・『井戸端』が廃業しちゃって、現在の常宿はコノ『からつ屋』。 岩漁港の漁協の真後ろみたいなところにあるんだ。 マンボウの刺身に、ゴンズイの味噌汁・・・・・。 真鶴では生涯初をイロイロ食らった。 マンボウは旨い魚じゃあなかったけれど、好奇心は十分満たされた。
by molamola-manbow
| 2016-03-23 10:02
| 酒・宴会・料理
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