2016年 07月 13日
同じ実を神津島から持ち帰り、芽をふかせて鉢植えにした釣友が居りまして、「それならオイラも」と、同じように水に浸け置いている。 釣り人曰く、「ブヨブヨになった赤い皮が破けて、実の天辺から二本の細い緑が顔を出す」 続けて曰くの「そうなるまでには結構時間が掛かるよ」の、その二倍ぐらいは浸けているのに、全く変化がありません。 「ダメだったか~」と捨てたゴミ箱で芽を出したら困るので、もうしばらくはこのままで置こうと思うのですが・・・・・。 柳田国男と島崎藤村の、深い友情から生まれた『椰子の実』の詩( ⇩ ⇩ )。 金魚鉢の蘇鉄にも、オイラ達の深い絆を込めようと思っているのですが、ソノ芽さえも育たない。 何処に行っても釣果も上がらない。 名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ 故郷の岸を離れて 汝はそも波に幾月 旧(もと)の木は生(お)いや茂れる 枝はなお影をやなせる 我もまた渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ 実をとりて胸にあつれば 新たなり流離の憂 海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ異郷の涙 思いやる八重の汐々 いずれの日にか故国(くに)に帰らん
by molamola-manbow
| 2016-07-13 09:27
| 犬・猫・蛙に動植物
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