2006年 01月 29日
小腹が減って、何かないかと台所まで探しに出たのが契っかけ。 棚の上に何やら不思議な袋があるのに気づき、手にとってみると精製されていないフランス産の粗塩(→)です。 写真の写りが芳しくなくないけれど、『Sel Marin de Guerande』 とあって、城ヶ島に降る♪利休ねずみの雨の色とでも申しましょうか、複雑なくすんだ色の塩です。 舐めてみるととっても甘い。 すぐにトマトを探したけれど、塩を振ってガブリとやれるものはな~んにもなくて、冷蔵庫をかき回すうちに、「これでベーコンを作ったら旨いかも」と思い付いた次第だ。 数日前のことです。 思いついたが吉日だから、小腹を満たすのもそこそこに、下高井戸の元気印商店街まで豚バラ肉のブロックを探しに自転車を飛ばしておりました。 買って帰った肉片を前に、考えたのは「ミネラルたっぷりの塩だからハーブ類は使わずに、ナチョラルに塩だけで漬け込もう!」 ・・・・・・・とは思いつつも、習い性とはおそろしいもの。 気が付くと塩を擦り込んだその後に、せっせと粗引き胡椒を振りかけていて、「しまった」と思った時は後の祭りです。 かろうじて砂糖の擦り込みだけは止めることが出来ましたが・・・・・。 流水による塩抜きもあえて止め、冷蔵庫で三日間寝かせてすぐに乾燥に移ったのが青空をバックの写真です。 夕方には、少々塩味のきついベーコンが仕上がるでしょう。 完成したら、写真を追加して披露いたしますが、引越し屋さんのダンボール二枚重ねの燻製器(→)に、この肉片ひとつでは少しばかり山桜のチップがもったいない。 ホタテを軽くボイルして、一緒に煙を掛けることにしました。 お天気上々の日曜日、絶好の燻製日和で御座います。 完成(←)しました。 ホタテの燻製は即製にも関わらず上々の味。ベーコンの試食はあとひと手間、『茹でる』過程を残しておりますので、明日朝にでも卵を添えて、と考えております。 雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休鼠の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それとも わたしの忍び泣き 舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟 ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの 心意気 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆はかすむ 北原 白秋
by molamola-manbow
| 2006-01-29 11:46
| ホビー
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