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2006年 09月 22日

お台場クルーズ

d0007653_21425311.jpg「何をバカなことをしてるんだ」
などと、ささやく声が頭の何処かでしない訳ではない。
九州全域で大きな被害を出した台風13号が、衰えることなく日本海を北上中の十八日、日の出と同時に房総半島の突先から船を出し、舳先を東京湾奥のお台場へ。
雲は低く垂れ込め、舳先の前方では、スコールの様な激しい雨が海面を叩きながら渡って行くのが遠望出来る。
そんな中を五十マイル、およそ七時間かけて帆走を始めた男が四人
濡れネズミは覚悟のクルーズだから、全員重装備のいでたちだ。
日の出と同時に舫いを解くには、当然のことながら前日からの船泊まり。
そこまでして船を出した目的は・・・・・。
お台場で、マストの天辺にギリシャ国旗を掲げたい(→→)、ただこの一点でしかなかった。
「一体、何のために?」。
それは『DECKSS東京ビーチ』三階ホールで開催中のギリシャフェアに華を添えるため。
同時開催の久我耕一エーゲ海写真展を盛り上げるための掲揚なのである。
でもね~、お台場の人口ビーチを訪れた人の何人がマストの天辺の旗を、ギリシャ国旗だと判って呉れたのか
その中の何人が開催中のギリシャフェアと関連付けて考えてくれたのか・・・・・
このことを考えると、絶望的な数字しか浮かんではこない。

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北上中に出遭った豪華客船『飛鳥』。
客を乗せ、おまえ様方もギリシャフェア見学かい、ご苦労さん、てな感じですか。
白い船体が曇天の下でも綺麗でした。
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d0007653_22512987.jpgAMERICA'S CUP出場艇のセールのように見えるのは東京湾アクアラインの『風の塔』(↑↑←←)。
眺める角度によって、様々に形を変えます。
東京港に入ってくる船には絶好の目印でしょうね。
東京湾と東京港の丁度境界に位置する、と言えるのかも知れません。
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レインボウブリッジ到着です。
出船、入船に注意しながら、慎重に進みます。
ラットは元東京パイロット勤務、東京港の隅々まで知り尽くしております。
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レインボウブリッジを背景にした似たような写真でも二日目はこの余裕。
緊張感が抜けちゃってます。d0007653_2242825.jpg                                                                           


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レインボウブリッジの真下(↑↑)を行く。
泊地を『船の博物館』脇の船たまり、浜離宮内の『旧銀座ヨット倶楽部』(↑↑)と、転々としながらお台場で過ごした四日間が終わり、また七時間を掛けて船を母港へ。
そしてクルーは内房線で出発点・東京へとトンボ返りだ。
その車中、誰かがシミジミ言いましたっけ。
「俺達、何やってんだろうね
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他にも沢山文句を言いました。
「臭っせ~」だの
「汚ったね~」だの
「まるでドブ川だね~」な~んて。
水深計に目を配り、往来激しい出船入船を警戒し、ヘドロに閉口しながらの投抜錨
それでもクルーの総意は「また来ようぜ」なのだから、遊びの世界は判らない。
最後の写真、優雅に浮かんでいるようでも、ファンベルト切れを起こし、テンダーを下ろして買いに走った直後なのです。
臭くて、汚くて、まるでドブ川の様な汚水を、全身にた~くさん浴びながらのおつかいでした。
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大正七年に鉄道が開通するまで、房総・富浦名産のビワは、樽(ン・・・・・?、ビヤダル?)に詰められ、押送船(オショクリブネ)と呼ばれた二枚帆、八丁櫓の船で日本橋まで運ばれたといいます。
順風だとその所要時間は八時間。
今回の所要時間(七時間)と余り変わらないスピードだったことに気付きビックリ!!
押送船、速かったんですね~。
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by molamola-manbow | 2006-09-22 08:43 | ヨット


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