2006年 12月 24日
大晦日に竹芝桟橋を発ち、伊豆七島(大島・利島・新島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島)の番外地・式根島を目指す『新宿漁業協同組合連合会』の釣行準備を整えた。 出発直前に慌しく準備すると、何かと忘れ物をしてしまう。 トップガイドに道糸がからむ煩わしさを嫌い、北西風の強い冬の磯では、中通しの竿を使うのだけれど、これには竿に道糸を通すピアノ線を必要とする。 昨年はこの糸通し用のピアノ線を、危うく忘れるところだった。 もし忘れてしまっていたら、初日の釣りは諦めねばならなかったろう。 こんなことは御免だから、号数の違うハリスを揃え、浮木を選び出し、釣り針を磨ぎ、ついでに道糸も巻き換えた。 ナイフ研ぎ、磯靴のスパイク確認、着替えにホカロン、etc・・・・。 あとはこれらをバッグに詰め、クロネコヤマトを呼んで定宿に送り出せば準備完了である。 バッグには宿への土産の焼酎二本、伊佐美と伊佐錦も忍ばせる。 すべての準備を終えてなお時間が余ったので、竿袋まで作ってしまった。 材料はどうやってもジッパーが閉まらなくなった(ジッパーのせいではありません)連れ合いのレザースカート。 だ~れも、元はスカートだったとは思えない見事な出来だ!と、これは自画自賛。 「正月を初島で家族と過ごす。釣りは可能だろうか?」 こんな相談をヨット仲間のHちゃんから受けたので、 「それならカサゴの穴釣りをやりなさい。クーラーいっぱいのカサゴを保障する」と伝えた。 以下はHちゃんとその弟君へのアドバイス。 この岸壁はすぐに釣人で満杯になってしまうから、初心者は割り込むのが難しい。 他に釣り場が無い訳ではない。 水深1メートルほどの浅いゴロタが続く石浜の中から、2メートルほど水深のある場所を探しだせれば、そこは良型メジナの穴場中の穴場である。 ただ、特徴のない石浜にぐるりと囲まれた島だから、こいつ(南西の磯にある)を捜し出すのは難しい。 という訳で、お勧めは穴釣りですよ~、となる。 道糸の先に15~20号程の中通しオモリを付け、大き目の針を付けた長さ20センチ程のハリスを結びつける。 餌は魚や烏賊の切り身。 こいつを竿先ごとゴロタの隙間に突っ込んで、潜んでいるカサゴを釣り上げるのが穴釣りである。 磯から身を乗り出してゴロタの隙間に竿先を突っ込むのだから、竿は長ければ長いほど有利だし、繊細である必要もない。 釣趣には欠けるけど、島を一周釣り歩けばクーラー満杯間違いなし! 期待していいですよ~、Hちゃん!! 我々の対象魚(メジナ)より、味だって数段上だ~ね!
by molamola-manbow
| 2006-12-24 13:02
| 潜り・磯釣り・海
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