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2007年 05月 28日

涼しげな演出に迎えられて

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カウンターの片隅に、水を張った杉の手桶がひとつ。
何だろうと思って目をやると、涼しそうなハート型の睡蓮のはっぱが浮いている。
う~ん、もっと早く気付くべきだった。
五人で入って、すぐにテーブルに直行してしまったから、気付いたのは帰りしなである。
よ~く見ると、居るではないですか。
チョコ~ンと、睡蓮のミドリよりも、さらに涼しげな顔をこっちに向けて。
さっきすすったお酒も、お蕎麦も、グ~ンとおいしさが跳ね上がって、とっても素敵な気分で暖簾のすそを払った。

外はほんの少し、もやの掛かった空に三日月です。
いつの間にか、蒸した日中の暑さも消えていて、爽やか~。
涼しげな演出に迎えられて_d0007653_914636.jpg

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ものすご~く得をした気分を味わったのは、西国分寺駅から歩いて五分少々、駅南東側・西元町二丁目のお蕎麦屋さん『潮』042-359-2898)である。
お酒を飲むのが目的ではなかったので、アテは関西でグチと呼んでいるアマダイと真タコの刺身だけ。
日本酒も二合ほどで留め置いたけど、ツマミの種類、豊富である。
店に案内して呉れたヒトには申し訳ないけど、酒を飲みに今度はコッソリと再訪するだろうな、そんな予感を抱かせる店である。
そうそう、おいしさを倍化させてくれたカウンターの演出は、包丁一本でご主人が細工した材質・キュウリ。
季節に応じて鈴虫だとか、ホタルだとかを作って、暑気を払って呉れるのだろう。

住まいの近くに、どうしてこんな店がないのだろう。
少し悔しい、複雑な気持ちでもある。

by molamola-manbow | 2007-05-28 07:53 | 酒・宴会・料理


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