2007年 08月 29日
「あの映画、赤い月と云わなかったっけ・・・・・?」 などと、突然中学時代へ思いがとんだ。 昨夜の皆既月食を房総半島の先端部で眺め、スライドショーに仕立てた友人のホームページをクリック中に、唐突に訪れた過去への旅立ちである。 「おまえさあ」と観劇中の隣りの席から声がする。 煩そうに「ナンだよう?」と問い返すと、「アパッチってどんな意味だか知ってっか?」ときた。 どのような答えを返したのかは覚えていないけれど、「へえ~、本当かよ~」の連続である。 「インデアンの部族名はね、み~んな月と関係するんだよ。 アパッチは満月、 シャイアンはサクランボ(?)の収穫月、 コマンチは真夏の月・・・・・」だったかな。 覚えてはいないけれど、西部劇に登場する有名どころ、チェロキー、プエブロ、カイオア、ナバホなどなどを、スラスラッと教えてくれて、バッファローの生まれ月族(ナバホ?)などというのもあった。 実家は中野区内で手広くガソリンスタンドを展開していて、通学前に店の手提げ金庫から勝手に小遣いを失敬するのが日課のボウズでした。 「キンコンカ~ン」と学校が終わると「じゃ、行こうぜ~」と誘いが掛かる。 新宿中の映画を見漁った挙句、「オイ、この映画二度目じゃないかあ?」などと、馬鹿をやりまくった時代、懐かしい。 ・・・・・・・「ラグビーを始めてそのヒマがなくなったなあ・・・・・」 とその時だ。 「アハハ、あれは"赤い月"じゃなくって、"赤い槍"という西部劇だった」 映画の本当の題名が突然頭を過ぎるのだから、人間の頭は面白い。 『月』の古語、『ツク』と言って、『憑く』に由来するんだというじゃないですか。 「へ~、赤く見えるんだ~」などと、昨日の皆既月食を眺め過ぎて、何かに取り憑かれたのかもしれない。 救いは本当の月を眺めていないことだろうか。 歴史上、一番有名な赤い月、インドネシア・クラカトウ火山の大爆発(一八八三年)だそうですね。 成層圏まで飛び散った火山灰の御蔭で、一年間月が赤かったんだといいます。 常盤貴子の主演映画があるようです。 戦争中の満州を舞台に信念を貫き通した女性の一生を描く、なかにし礼作品の映画化。 公開はは三年前。
by molamola-manbow
| 2007-08-29 11:31
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