2007年 09月 26日
下駄箱の上の定位置からヒョイと摘み上げてアタマにのっけます。 そうやって街に繰り出す度に「オレって物持ちいいな~」とつくづく。 そろそろ骨董価値さえ出てきそうな年代モノのヘルメットなのです。 アタマの天辺で十字に交差する皮製の帯に、綿などギッシリ詰め込んだ一物ほどに古くはございません。 極々初期のものは、そのような形状をしていて、例えるならラガーマンが試合中に被るヘッドギアの様な形でした。 手元の一物はそこまで古色蒼然とはしていませんし、形状的には今風をしていますけれど、何よりも材質が違います。 何が詰め込んであるのか判りませんが、合成皮革の様な物を使っていて、地味で簡潔なデザインだし、比較的軟質に出来ております。 衝撃吸収力、一番大切な要素も怪しいところがありますね~。 こんな古めかしいモノ、似たヤツを含めていまだに使い続けている"チャリンカー"、一人もおいでにならないのではと。 そんな訳で、もしも街で見掛けて「オ~イ、オマエ、manbowと違うかあ?」などと声を掛ければ、ピンポ~ンと鐘が鳴ること請け合いだろうと考えています。 一体、何時ゴロの商品なのでしょうか? ナニセ貰い物ですので。 ドロップハンドルの機種に乗っていますと、ヒサシは限りなく邪魔なものです。 ムカ~シ昔しの自転車乗りがツバの短いキャップをオチョコにして乗ってる気持ち、よ~く判ります。 気に入っていますけれど、少しばかり浮気心など生じ、今様のヘルメットなど調べる気持ちが生じたと、お考え下さい。 で、調べようとしてあちこちPCをいじり回していましたところ、浮気心は失せました。 怖い世の中です。 児童生徒の被る黄色い交通安全帽に、『耐刃防護生地使用』と言うのを見付けちゃいました。 綿糸の強度の十倍以上も強くって、カッターで切り付けられても切れません! 京都・西陣の産です。 なずけて『Safety Yellow Cap』(左)。 北朝鮮人民軍が着用なさっているザル風の涼し気なヤツもヘルメットだそうです(右)。 ピョンヤンの音楽大学改修工事に動員されて室内作業を担当された軍人さん達、キャプションには「麦藁製ヘルメット着用」とありました。 釜揚げウドンでも掬い上げたくなる形状で、ニヤリとしちゃいます。
by molamola-manbow
| 2007-09-26 19:23
| 自転車
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